ヴァンダレイ・シウバ

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ヴァンダレイ・シウバ
基本情報
本名
あだ名	戦慄のヒザ小僧絶対王者ブラジルの悪魔
階級	PRIDEミドル級
国籍	ブラジル
誕生日	1976年 7月3日
出身地	ブラジルパラナ州クリチバ
現居住地	ブラジル
スタイル	ムエタイ
戦績
総試合数	39（IVC、UFC、PRIDE他） 07/2/25現在
総勝利数	31
KO勝ち	21
一本勝ち	4
判定勝ち	6
総敗北数	7
KO負け	4
一本負け	0
判定負け	3
引き分け	1
無効試合	1

ヴァンダレイ・シウバ（Wanderlei Silva、1976年 7月3日 - ）は、ブラジルパラナ州クリチバ市出身の総合格闘家。シュートボクセ・アカデミー所属。身長182cm、体重102.3kg。ニックネームは戦慄の膝小僧。参戦当初は「ヴァンダレイ・ダ・シウバ」と紹介されていた。

入場曲はDarudeの「Sandstorm」。

[編集] 来歴

BVF、IVC、UFCを歴戦し、1999年 9月12日のカール・マレンコ戦でPRIDE初参戦。

ムエタイを主体としたファイトスタイルから繰り出されるヒザ蹴りは威力十分で、「戦慄の膝小僧」の異名を持つ。ガイ・メッツァー、ダン・ヘンダーソン、クイントン・"ランペイジ"・ジャクソンなどの強豪を打ち破り、2002年の対ミルコ・クロコップ戦ではミルコが総合格闘家としての経験の浅い時の話とはいえ、体格とキックボクシングの実績において勝る彼に引き分ける。常にアグレッシブに攻める姿勢は、数多くの名勝負を作ってきている。2007年現在、PRIDE対日本人戦で無敗を誇る。

初参戦から、2004年 12月31日のPRIDE男祭りでヘビー級のマーク・ハントに判定負けするまでPRIDE無敗を誇り、無敗時代には「ミドル級絶対王者」と呼ばれていた。

ファイトスタイルは放つパンチの性質故か、カウンタータイプである。ベタ足で戦うため、打撃を喰らうことも多いが、回復力は天下一品である。柔術についても一定の技量を誇る（黒帯所持）。

2000年 4月14日に日本で行われたUFC25でUFC世界ミドル級（現ライトヘビー級）王座を巡りティト・オーティズと対戦。判定で敗れる。

2001年の「PRIDE.17」で桜庭和志と新設されたPRIDEミドル級王座をかけて再戦。見事TKOで勝利し、初代PRIDEミドル級チャンピオンとなった。回転の速いパンチとひざ蹴り、強力なパウンドなど圧倒的な攻撃力を誇り、王座獲得以来5年以上にわたってタイトルを保持。

2006年 7月1日、PRIDE無差別級GP2006 2nd ROUNDを欠場したエメリヤーエンコ・ヒョードルに変わって出場、藤田和之と対戦し、持ち前の回転の早い打撃で藤田をKOした。

2006年 9月10日、PRIDE無差別級GP2006 FINAL ROUND準決勝では、ミルコ・クロコップとのリマッチが決定。満を持して挑んだシウバだったが、序盤からミルコの攻撃に圧倒され、1R終了直前にミルコの左ハイキックの餌食となりマットに沈む。このハイキックが直接頭部にヒットし、倒れたシウバの頭部には長く切れた傷が確認されたため、深刻なダメージが心配されたが、関係者はシウバの怪我は比較的軽いと発表している。

2006年 7月8日、UFC61に電撃出場。UFCライトヘビー級王者のチャック・リデルとの対戦を要求した。10月21日の『PRIDE.32 -THE REAL DEAL-』でも再び対戦を要求している。

2007年 2月25日、PRIDE.33でダン・ヘンダーソンとミドル級タイトルマッチを行ったが、3R3分6秒にKO負けを喫し、タイトルを失った。後に、この試合の際に扁桃腺が腫れて熱が40℃近くあったことが判明した。