三柴理
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三柴 理(みしば さとし、1965年1月15日 -)とは、ピアニスト・キーボーディスト・作曲家。愛称はエディ。
4歳のころから始めたというピアノで培った音楽センスは、ソロコンサートのみならず、ロックバンドでの活動やプロデューサー業などでも功績を残す。
型破りな人物像で有名で、ライブで『展覧会の絵』を弾いた後に、全裸になって客席になだれ込んだ、などの逸話を持つ。また筋肉少女帯加入前まで聴いていた音楽はクラシックのみだったが、加入後にボーカルの大槻ケンヂやベースの内田雄一郎からキング・クリムゾンやEL&Pなどプログレッシブ・ロックバンドのレコードを聴かされ、ロックの知識を叩きこまれた。
国立音楽大学在学中にロックバンド「新東京正義乃士」を結成、1986年には、ロックバンド筋肉少女帯に「三柴江戸蔵」として加入した(大槻ケンヂが「エディ」と呼ぶのは「江戸蔵」〈えどぞう〉に由来する)。その後、1988年にアルバム『仏陀L』とシングル「釈迦」でメジャーデビューした。またライブではピアノ・キーボードの他にコーラスも担当した。
1989年に筋肉少女帯を脱退した後は、山瀬まみなどのプロデュースを手がけるなど、テレビ、CM、映画の分野で活躍した。
現在は、ロックバンド特撮のほか、三柴理Electric Trio、THE金鶴、ザ蟹として活動、2006年に再結成した筋肉少女帯にもサポートとして参加している。
現在の使用機材は楽器メーカーのローランド社からモニター契約を結んでいる為、ローランド社製のキーボード「Fantom-X」とエレクトリックピアノをメインにレコーディングやライブに使用している。
目次 |
[編集] ディスコグラフィー
- ソロ
- ピアノのなせる業と神髄(1996年)
- Pianism(2002年11月21日)
- ピアノで弾き倒す 華麗なるロック・クラシックス(2003年10月23日)
- 参加
[編集] 在籍バンド及びユニット
- 新東京正義乃士(1983-1985)
- THE金鶴(1984-)
- ザ蟹(1986-)
- 筋肉少女帯(1986-1989)
- 80年代の筋肉少女帯(1998)
- 特撮(1999-)
- 三柴理Electric Trio(2003-)