三浦明次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
三浦 明次（みうら あきつぐ、享保11年3月2日（1726年4月3日） － 寛政9年12月5日（1798年1月21日））は、三河西尾藩の第2代藩主。美作勝山藩の初代藩主。父は三浦明喬（明次は三男）。母は鍋島吉茂の養女（鍋島元武の娘）。正室は松平輝規の娘、継室は内藤政樹の娘。子に前次、娘（石川総孝室）、娘（酒井忠言室）。官位は従五位下、玄蕃頭、兵庫頭、志摩守、備後守。
享保11年（1726年）3月2日生まれ。幼名は政五郎。享保17年（1732年）2月28日、先代藩主で兄の三浦義理の養嗣子となり、宝暦6年（1756年）8月24日、西尾藩主となる。明和元年（1764年）6月21日、西尾から美作高田に移封され、高田を勝山と改名した。三井和親に書を学んだ優秀な書の人物であり、徳川将軍家や尾張徳川家の師範を務めたことがある。安永元年（1772年）、養嗣子の三浦矩次に家督を譲って隠居した。天明6年（1786年）10月に名を其次（ことつぐ）と改めている。寛政9年（1797年）12月5日、72歳で死去した。法号：立信院殿仁誉義興源道大居士。墓所：東京都府中市紅葉丘の誓願寺。
|
|
|
|
|
|
