五十嵐貴久
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五十嵐 貴久(いがらしたかひさ)は日本の小説家である。 1961年東京都生まれ。 成蹊大学文学部卒業。
[編集] 概要
- デビュー作は2002年『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞で大賞を受賞。この作品は2003年3月1日に、テレビ朝日土曜ワイド劇場で浅野ゆう子、阿部寛主演で映像化される。翌2004年に新潮社から出した『交渉人』は同年8月17日に衛星放送WOWOWの『ドラマW』枠で映像化された。監督は三池崇史、主演三上博史、鶴田真由。また、同作品はテレビ朝日土曜ワイド劇場で2005年3月26日に再び映像化されている。衛星放送と地上波放送とで二度映像化されている作品はかなり稀なものと言っていいと思われる。その他、『2005年のロケットボーイズ』がタイトルを「ロケットボーイズ」と変更した上で、2006年1月より深夜帯だがテレビ東京で3ヶ月にわたり放送されるなど、作品に映像化されるものが多いのが特徴である。また、『1985年の奇跡』が、双葉社の発行する週刊マンガ雑誌『漫画アクション』で半年間にわたって連載された。これは本人もインタビュー、あるいは取材などで語っているように、映画などにインスパイアされた形で小説を書くことが多いためとも言われる。
- 自分の作品について感想を述べているブログ、サイトの掲示板などに「五十嵐貴久」という名前で返事が書かれている事があるのだが、本人という確証は無い。
[編集] 作品
- リカ(2002年)
- 1985年の奇跡
- 安政五年の大脱走
- 交渉人(2003年)
- FAKE(2004年)
- TVJ(2005年)
- 2005年のロケットボーイズ(2005年)
- パパとムスメの7日間(2006年)