伊勢車両区
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伊勢車両区(いせしゃりょうく)は、三重県伊勢市にある東海旅客鉄道(JR東海)の車両基地である。同社東海鉄道事業本部の管轄。
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[編集] 配置車両の車体に記される略号
「海イセ」・・・東海鉄道事業本部を意味する「海」と、伊勢を意味する「イセ」から構成される。
[編集] 歴史
- 1889年(明治31年)11月 - 参宮鉄道山田機関区設立。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 参宮鉄道国有化。
- 1917年(大正6年)1月 - 亀山検車所山田分所設立。
- 1959年(昭和34年)2月 - 伊勢機関区設立。当時は天王寺鉄道管理局管轄で略号は「天イセ」。
- 1971年(昭和46年)2月 - 伊勢運転区発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)に承継、伊勢運転所に改称。略号は「海イセ」。
- 1990年(平成2年)3月 - 伊勢運転区発足。
- 1993年(平成5年)1月 - 新検修庫完成。
- 1993年(平成5年)8月 - 快速みえ用のキハ75形配置開始。
- 1994年(平成6年)5月 - 新洗浄線及び汚物抜取り装置完成。
- 1999年(平成11年)1月 - 仕業検査上屋完成。
- 1999年3月 - キハ11形(300番台)投入。
- 2001年(平成13年)4月 - 伊勢運転区の車両部門を分離し、伊勢車両区発足。
[編集] 所属車両
以下は2006年4月1日現在の配置車両である。
[編集] 気動車
- キハ11形気動車
- キハ40系気動車
- キハ40形3000番台5両、3300番台1両、6300番台1両、キハ48形5000番台1両、5300番台1両、5500番台1両、5800番台4両、6000番台1両、6300番台1両、6500番台1両、6800番台4両、計21両が配置されている。
- 下3けたが300及び800番台のものは、ワンマン運転に対応している。
- 紀勢本線(亀山~多気)、参宮線で運行されている。