北藤岡駅
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北藤岡駅(きたふじおかえき)は、群馬県藤岡市立石558番地1にある東日本旅客鉄道(JR東日本)八高線の駅である。
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[編集] 駅構造
高崎線との合流地点にある。もともとここには、高崎線と八高線を分ける施設上の分岐点である小野信号場[1]が設置されていたが、八高線に北藤岡駅が開設されると同時に小野信号場は北藤岡駅構内に併合された。高崎線側に客扱い設備はないものの、信号扱いがあるため、高崎線列車の運転時刻表にも括弧書きで当駅が記載されている。
片面ホームと自動券売機設置の簡単な待合室があるだけの無人駅。高崎線側にはホームはなく、八高線側のみに設置されている。Suica対応駅である。最近待合室に券売機が設置されたが、無人駅ゆえいたずらが多く、監視カメラが設置されるようになった。
- のりば
■八高線 | 寄居・小川町・高麗川方面 | |
高崎方面 |
[編集] 駅周辺
駅周辺は閑散としているが、藤岡市北部の住宅地の中にある。そのため、無人駅にもかかわらず、比較的利用客は多い。
[編集] 歴史
- 1931年(昭和6年)7月1日 - 八高北線倉賀野~児玉間開業に伴い、高崎線との分岐点に小野信号場が開設される。
- 1961年(昭和36年)2月21日 - 国鉄の駅として開業。旅客営業のみ。小野信号場を併合。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
[編集] 裏話
前述のとおり比較的利用客が多いため、高崎線のホームをつくることが数十年前から計画されているが、2006年12月現在実現される予定はない。実現されるとしたら、八高線の電化と同時に行われるとされている。
2006年8月に自転車置き場が整備され、以前は吹きさらしだった自転車置き場に屋根が設置された。
2006年8月をもって北藤岡駅前の郵便ポストが撤去された。
[編集] 隣の駅
[編集] 脚注
- ^ 当初は高崎線所属であったが、1952年以前のいずれかの時期に八高線所属に変更