古今亭志ん生
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特に5代目は高名で、昭和以降の現代落語に於いて「最高の名人の一人」と位置づけられる程、非常に評価が高い。5代目が最高峰の名人と崇められているため、また継承の最有力候補と見られた実子古今亭志ん朝が襲名せずに亡くなったためか、現在では継承者が現れず、断絶状態にある。
- 初代古今亭志ん生 -(文化6年(1809年) - 安政3年12月26日(1857年1月21日))初代三遊亭圓生の門人。初代立花屋圓蔵との間での2代目圓生の襲名争いに敗れて古今亭志ん生を名乗る。
- 2代目古今亭志ん生 - 元は寿六、今輔。本名、福原 常蔵。
- 3代目古今亭志ん生 - 元は5代目雷門助六。一時期古今庵志ん生、古今庵雷門を名乗る。本名、小瀬 岩松。
- 4代目古今亭志ん生 - 元は6代目金原亭馬生。本名、鶴本 勝太郎。
- 5代目古今亭志ん生 - 元は7代目金原亭馬生。長男が10代目金原亭馬生。次男が3代目古今亭志ん朝。本名、美濃部 孝蔵。