名古屋はええよ!やっとかめ
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『名古屋はええよ!やっとかめ』(なごやはええよやっとかめ)は、つボイノリオが歌唱する楽曲である。
[編集] 概要
作詞・作曲は山本正之(中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ!」をはじめ、笑福亭鶴光の「うぐいすだにミュージックホール」、間寛平の「ひらけ!チューリップ」、「タイムボカン」シリーズの主題歌・挿入歌などで知られる)。
この「名古屋は-」は、つボイが山本に依頼してコンポーズされたもの。因みに当初、タイトルは「大名古屋行進曲」とする予定だったが、つボイが「タイトルに名古屋弁を入れたい」と要望したことから、名古屋弁で“久し振り”を意味する「やっとかめ(八十日目)」を加え、このタイトルとなった。
1985年6月21日、東芝EMIからシングルでリリース(B面は「エビふりゃーでゃースキ」)。1996年にリリースされたアルバム「あっ超~!×つボイノリオ」(東芝EMI TOCT9490)の11曲目にも収録されている。
名古屋出身の作家清水義範はこの曲を「やっとかめ大名古屋語辞典」のなかで「名古屋国の国歌である」と評している。
名古屋グランパスエイトのサポーターは、対FC東京、もしくは対東京ヴェルディ1969戦で勝利した際に限りこの曲を歌う。これは歌詞の「未来の首都名古屋」にかけている。
また、この曲は中日ドラゴンズに所属していた山崎武司選手(現-楽天)の1996年までの応援歌の原曲でもあった。
ちなみに、2005年には中井正広のブラックバラエティにて「野心溢れる都市からグッとくる歌」として、番組オリジナルのプロモーション・ビデオ(PV。白竜氏制作のFlashアニメが元ネタ。本人が黒バラ用にリメイクした)付きで放送された。PVには黒バラ風にアレンジされたアスキーアートが登場するなど、2ちゃんねるの要素がちらほらと見受けられた。遡る事数年前の2003年、同番組の前身であるブラックワイドショーにおいても、同様のものと思われるFlashアニメがオンエアされている。 蛇足だが、このflashアニメには名古屋章が出てくるが(歌詞には出てこない)、姓が名古屋なだけで東京都出身である。
作詞・作曲の山本正之本人のセルフカバーバージョンもある。つボイノリオ版とは歌詞が変わっているところがいくつもある。(例:「最初に蛸を食べたのも名古屋人」→「最初にゴリラに名前をつけたのも名古屋人」、「メルサがあるがね」→「モスラがおるがね」、「(大阪は)終わっとるたるくさい食い倒れとる」→「終わっとるとろくさい芸人がいばっとる」など)
[編集] 関連項目
- 愛知県
- 名古屋市
- 名古屋城
- 織田信長
- 豊臣秀吉
- 徳川家康
- 鶴舞公園(つるまこうえん・この曲では「つるまいこうえん」と歌われている)
- 名古屋オリンピック構想
- 東山動物園
- 久屋大通
- 若宮大通
- 味噌煮込みうどん
- エビフライ
- ういろう
- 名古屋駅(ユニモール・銀の柱)
- 栄駅(サカエチカ)
- 女子大小路
- 名古屋弁
- 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
- 名古屋飛行場(小牧空港)
- 東海道新幹線
- 名古屋飛ばし
- 鯱 - 金鯱
- 関ヶ原の戦い
- メルサ
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- 中日ドラゴンズ
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