長者原駅
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長者原駅(ちょうじゃばるえき)は、福岡県糟屋郡粕屋町仲原86番地1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)の駅。篠栗線に所属する。
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[編集] 利用可能な路線
[編集] 駅構造
篠栗線用の島式1面2線と香椎線用1面1線ホームがほぼ直角に立体交差している。篠栗線側の交換設備は、2001年(平成13年)10月6日の電化(福北ゆたか線)と共に設置されたが以前は1面1線であった。狭い土地に行き違い設備を設置したために曲線がきつく、駅構内は35~60kmの制限速度が設定されている。
[編集] のりば
1 | ■篠栗線(福北ゆたか線) | 篠栗・新飯塚・直方・折尾方面 |
2 | ■篠栗線(福北ゆたか線) | 博多方面 |
3 | ■香椎線 | 香椎・西戸崎方面 |
■香椎線 | 宇美方面 |
[編集] 駅周辺
篠栗線、香椎線の立体交差部に後から設置された駅であるため、住宅地の中のややわかりにくい場所にある。
- 粕屋町役場
- 駕与丁(かよいちょう)公園(駕与丁池)
- 福岡県立福岡魁誠高等学校
- 粕屋町立粕屋中央小学校
- サンレイクかすや
- 福祉センター(粕屋町)
- 粕屋町総合体育館(かすやドーム)
- 粕屋町立総合図書館(粕屋フォーラム)
[編集] 歴史
篠栗線と香椎線(宇美線)の立体交差地点に設置された乗換駅であるが、篠栗線の原町駅との距離が余りに短い(1km以下)為、地元から要望されつつも国鉄時代には建設が実現しなかった。当駅が設置されたのは国鉄が分割民営化され九州旅客鉄道が成立した直後の事であった。
なお、現在の長者原駅は駅(停留場)名としては3代目であり初代は現在の伊賀駅(1904年1月1日開業、1908年10月1日改称)で2代目は1935年2月5日伊賀~酒殿間に設置された停留場であったが1942年に廃止されている。