国道413号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道413号(こくどう413ごう)は、山梨県富士吉田市から神奈川県相模原市に至る一般国道である。
目次 |
[編集] 概要
- 陸上距離:72.9km
- 起点:山梨県富士吉田市(国道137号起点、国道139号交差点)
- 終点:神奈川県相模原市西橋本5丁目1番 (国道16号交差点、橋本陸橋下)
- 主な経由地:道志村、相模原市
- 指定区間:なし
[編集] 歴史
- 1982年4月1日 一般国道413号(山梨県富士吉田市~神奈川県津久井郡津久井町(現、相模原市)~神奈川県厚木市)として指定。津久井郡津久井町~厚木市は国道412号と重復。
- 1993年4月1日 神奈川県津久井郡津久井町(現、相模原市)~相模原市の区間を編入し、山梨県富士吉田市~神奈川県相模原市となる。
- 江戸時代、この国道は江戸の西にある三軒茶屋(現在の東京都世田谷区)で大山街道(現在の国道246号)から分離し、東京都狛江市、神奈川県川崎市多摩区、同市麻生区、東京都町田市を経て津久井町に至る「津久井街道」の一部として整備され、甲州街道の脇街道として江戸への物資運搬を行っていた。
- 明治以降も道路整備が進み、旧津久井街道の東側の部分は東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線などとして指定されている。現在では三軒茶屋から多摩水道橋(多摩川)までが「世田谷通り」、多摩水道橋から町田市鶴川までが「津久井道」(つくいみち)などの愛称が与えられている。
- その一方、西側の部分が国道に指定されることになった。
[編集] 重複区間
[編集] 通過する市町村
[編集] 経路と接続路線
- 山梨県富士吉田市上宿(起点) - 山中湖村旭日丘まで国道138号に重複
- 山梨県山中湖村旭日丘(国道138号)
- 山梨県山中湖村平野(山梨県道729号山北山中湖線・山梨県道730号山中湖小山線)
- 山伏トンネル
- 道の駅「どうし」
- 山梨県道志村唐沢(山梨県道24号都留道志線線)
- 神奈川県相模原市津久井町青根(神奈川県道76号山北藤野線)
- 両国橋(道志川) - 県境
- 神奈川県相模原市津久井町梶野(神奈川県道518号藤野津久井線)
- 神奈川県相模原市津久井町梶野(神奈川県道64号伊勢原津久井線)(神奈川県道60号厚木津久井線)
- 神奈川県相模原市津久井町青山(国道412号相模湖方面) - 三ヶ木まで重複
- 神奈川県相模原市津久井町三ヶ木(国道412号厚木方面) - 青山から重複
- 中野大沢より日赤前まで並走する旧道(神奈川県道65号厚木愛川津久井線)が神奈川県道513号鳥屋川尻線に接続
- 神奈川県相模原市津久井町中野(神奈川県道65号厚木愛川津久井線)
- 神奈川県相模原市津久井町太井(神奈川県道513号鳥屋川尻線三井方面)
- 城山ダム(相模川津久井湖) - 国道が堰堤上を通る
- 神奈川県相模原市城山町城山高校前(神奈川県道513号鳥屋川尻線三井方面)
- 神奈川県相模原市城山町谷原浄水場(神奈川県道508号上溝城山線)
- 神奈川県相模原市城山町久保沢(神奈川県道510号長竹川尻線)
- 神奈川県相模原市城山町川尻(神奈川県道48号鍛冶谷相模原線)
- 神奈川県相模原市城山町東原宿(神奈川県道506号八王子城山線)
- 神奈川県相模原市橋本陸橋(国道16号東京環状)
[編集] バイパス
- 青根バイパス(神奈川県相模原市。「西野々」付近)
- 青根青野原バイパス (「東野」付近)
なお、三ヶ木~西野々~東野・月夜野間を神奈川中央交通(津久井神奈交バス)が路線を運行しているが、どちらの区間もバイパスではなく旧道を経由している。これは、新道沿いには住宅等があまり無いためである。青根青野原バイパスは、そのほとんどの区間が農地だった場所にバイパスを通したため、山地ではあるが比較的直線的なバイパスとなっている。
[編集] 別名
- 津久井街道
- 道志みち(青山交差点以西の区間)
- マリモ通り
[編集] 道の駅
[編集] 地理
周辺には、富士山、大室山や相模川、道志川や山中湖などがある。
[編集] その他
[編集] 関連項目
カテゴリ: 道路関連のスタブ項目 | 一般国道 | 関東地方の道路