堀江しのぶ
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堀江しのぶ(ほりえ しのぶ、本名:堀部(ほりべ)しのぶ、1965年8月18日 - 1988年9月13日)は、愛知県西春日井郡西枇杷島町(現・清須市)出身。昭和末期(1980年代後半)の女優・女性タレント。血液型はO型。
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[編集] 来歴・人物
1985年、クラリオンガールコンテストで平凡パンチ・アイドル賞を受賞しイエローキャブに所属した。
グラビア・ドラマ・バラエティーなど各分野において大活躍し、あぶらがのりきっていた1988年前半に体調を崩し緊急入院。同年9月13日、スキルス性胃がんのため23歳の若さで逝去。生前は礼儀正しい人柄と性格の良さにおいても評判が高かったこともあり、堀江の夭折は、堀江個人の関係者やファンだけでなく、芸能界全体にも多大な衝撃を与えた。堀江とは大の親友同士でもあったマリアンは彼女の死に大号泣し、生前の堀江と親子のように交流を持ち、堀江の他界直前に実姉をガンで亡くしていた横山ノックも参列した葬儀の席で「ガンが憎い」と悲嘆していた。
堀江の死後も、イエローキャブの野田義治社長(現・サンズエンタテインメント社長)は、かとうれいこ、細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりや、小池栄子、佐藤江梨子といったアイドルタレントを世に送り出した。しかし、所属タレントのほぼ全員が堀江同様に巨乳体質である点や、中でもかとう・細川・雛形・山田など多数の所属タレントが、本名で漢字を使用していてもいなくとも、堀江同様に「名前を平仮名にした名義」で活動をしている点からも、堀江こそがイエローキャブの原点とみなされていることは、多くの人々の間で認識されている。
[編集] 出演
[編集] 映画
[編集] テレビ
(ドラマ)
- 毎度おさわがせします(TBS)※
- 男女七人秋物語(TBS)
- 真田太平記(1985年NHK)
(クイズ番組)
※板東英二と競演、板東は娘のようにかわいがっていたようだった。
※司会の福留功男と共演。前番組「ザ・びっくり地球人!」では解答者で、横山やすしとペアを組んでいた。 (バラエティ)
※司会の横山やすしと共演、やすしは娘のようにかわいがっていた。
[編集] 書籍
[編集] 写真集
- もっと大胆に、もっとショキングに(1984年、講談社)
- あっ夢感(1986年、ワニブックス)
- 大胆素敵(1986年、リイド社)
- SO SEXY(1986年、近代映画社)
- 20歳のわたしをあげる(1987年、講談社)
- しのぶあい(1987年、近代映画社)
- 穏やかな時(1988年、講談社)
- AMENITY(1988年、大陸書房)