塔ノ沢駅
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塔ノ沢駅(とうのさわえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤にある箱根登山鉄道の駅である。標高165m。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。この駅は無人駅になっており、駅員はいない。また駅舎は閉鎖されている。
トンネルに挟まれた駅で、以前はホームの小田原方に構内横断踏切があったが、3両編成化の際にホーム延長のため、小田原方のトンネルの上を階段で渡るようになっている。また、もともと強羅方のポイントはトンネル内にあったが、3両編成化で小田原方のポイントもトンネル内に移設された。
無人駅のため、切符は車内で乗車券である車内補充券を買う必要がある。
[編集] 駅周辺
- 塔ノ沢温泉
- 箱根ベゴニア園
- 阿弥陀寺
- 深沢銭洗弁天(深沢弁財天): 大正期の相場師で松井証券創業者の松井房吉が、構内上りホーム付近に銭洗弁天を祭る祠を寄贈した。房吉の長男武(松井証券第2代社長)の誕生日(5月10日)が神社の祭礼日。ホームに隣接しているので改札を出ることなく参拝できる。
[編集] 歴史
[編集] エピソード
- 当駅に通じる道は幅の狭い歩行者用通路であり、駅には軽自動車であっても乗り入れが不可能である。1993年に小田原方のトンネルを拡幅する際にも、重機などの搬入は全く不可能だったため、機材や資材などは電動貨車に搭載できる程度のものしか利用できず、人海戦術による手掘りでの拡幅を余儀なくされたという。