箱根湯本駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
箱根湯本駅(はこねゆもとえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根登山鉄道の駅である。標高108m。
観光地箱根の玄関駅。小田急の有料特急ロマンスカー及び通勤電車(20メートル車の6輌編成)が当駅まで乗り入れ、実質的に小田急と箱根登山鉄道の接続駅になっている。2006年3月18日をもって箱根登山鉄道の車輌は回送列車を除き全て当駅から強羅方面のみの運行となり、当駅と小田原駅の間は箱根登山鉄道の路線であるが、小田急の車輌のみで運転されている。
目次 |
[編集] 駅構造
[編集] ホーム
1 | ■箱根登山鉄道 ■小田急線直通 |
町田・新宿方面(特急ロマンスカー) |
2 | ■箱根登山鉄道 ■小田急線直通 |
小田原・新松田・本厚木・町田・新宿方面(急行・準急・各駅停車) |
3 | (欠番) | 以前は箱根登山鉄道の小田原方面用ホーム(線路は標準軌)があったが、3両編成化の際に廃止となり、4番ホームの延伸・拡幅に利用されている。 |
4 | ■箱根登山鉄道 | 強羅方面 |
5 | ■箱根登山鉄道 | 小田原方面(閉鎖中)※当駅止まりの一部は使用中。 |
[編集] 発車メロディー
全ホーム(5番線は除く)箱根八里の発車メロディーだが1・2番線のものと、4番線のものではバージョンが違う。箱根登山バスのチャイムも同様。 強羅駅でも同様のメロディーが使われている。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
- 湯本駅
- 箱根登山バス、伊豆箱根鉄道
- 1番乗り場
- 関所跡・箱根町(宮ノ下・小涌園・元箱根経由) (伊豆箱根)※1日1本のみ湯の花ホテルも経由
- 箱根園(宮ノ下・小涌園・元箱根経由) (伊豆箱根) ※1日2本のみ
- 湖尻・箱根園(宮ノ下・小涌園・早雲山経由) (伊豆箱根) ※昼間は大涌谷も経由
- 2番乗り場
- 上畑宿・元箱根港(旧街道経由) (箱根登山)
- 元箱根港(箱根新道・箱根町経由) (箱根登山) ※土休日3本のみ
- 3番乗り場
- 箱根町(宮ノ下・小涌園・元箱根港経由) (箱根登山) ※平日1本のみ芦の湯旧道経由
- 4番乗り場
- 仙石案内所・桃源台・湖尻(宮ノ下・宮城野・仙石経由) (箱根登山)
- 乙女峠・御殿場駅(宮ノ下・宮城野・仙石経由) (箱根登山) ※土休日2本のみ
- 5番乗り場
- 小田原駅東口 (箱根登山)
- 小田原駅東口 (伊豆箱根)
[編集] 歴史
- 1888年10月1日 軌道線(後、小田原市内線)が湯本乗り入れ。
- 1919年6月1日 鉄道線箱根湯本駅開業。軌道線の停留所名も箱根湯本に変更。
- 1935年10月1日 鉄道線小田原駅乗り入れに伴い、用地転用のため軌道線停留所を廃止。
- 1950年8月1日 小田急車両の乗入開始。
- 1982年7月12日 小田急の大型(20メートル車)6両編成乗入開始。
- 2006年3月18日 当駅~小田原駅間の営業運転は、小田急の車両のみとなる。
[編集] その他
- 強羅方面へ向かう列車は、当駅を出発するとすぐに80パーミルの上り勾配にかかる。このため、駅前広場の西側にあるガードは、さほど広い道ではないにもかかわらず、左右で高さが異なっている。
- 駅のすぐ横を通る国道1号は、箱根駅伝の通過ポイントになっており、ランナー通過時は必ずこの駅の名前も放送される。
[編集] 隣の駅
- 箱根登山鉄道
- ■鉄道線
- 箱根湯本駅 - 塔ノ沢駅
- ■特急ロマンスカー(「はこね」・「スーパーはこね」・「ホームウェイ」)
- 小田原駅 - 箱根湯本駅
- ■急行・■準急・■各駅停車
- 入生田駅 - 箱根湯本駅