大森隆志
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大森 隆志(おおもり たかし、1956年12月12日 - )は、日本のミュージシャン(ギタリスト)・歌手。宮崎県出身。宮崎大宮高校卒業。青山学院大学経済学部中退。サザンオールスターズ結成時のメンバー。
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人物
青山学院大学在学中に結成したバンドが有名になり、その後、サザンオールスターズとして『勝手にシンドバッド』でデビュー。尚、桑田佳祐は「デビューのきっかけをつくったのは大森」と大森が独立した後も含め幾度か言及している。サザンではリードギターを担当していた。
23年間にわたる活動の後、2001年8月、サザンから独立、ソロ・アーティストとなる。その理由は、公には「大森個人のソロ活動に集中するため」というが、ネットを含めファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っている。中でも有力なものは、創価学会の熱心な信者である大森が、学会活動に入れ込み過ぎていたのを、他のメンバーや所属事務所が危惧したというものである。実際、彼の妻は元創価学会本部所属の通訳であった。
愛称は「ター坊」。サザン時代は「イェーイ、ノッてるかーい!」のMCがお馴染みだった。また、空手の有段者でもある。
また、桑田が大森をサザンに誘い加入させた理由として、「自分よりギターが下手だったから」と語っているが、これがジョークか本音かは定かではない。
2006年5月11日、覚せい剤10g、大麻40gを所持していたとし、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の現行犯で神奈川県警に逮捕。本人は「自分で吸うために買った」と事実を認めているが、入手経路は「言えない」と黙秘している。自宅から押収された大麻が尋常な量ではなかったことから、暴力団とのからみもにらんで捜査している。また、桑田佳祐はラジオ番組『桑田佳祐のキヤノンFMワンダーランド~やさしい夜遊び~』で「人間関係をさぼるな。帰ってきたらギターで半殺しにします。」と冗談半分ながら発言。
2006年7月19日の判決公判では、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年が言い渡された。
最近の活動及びファンクラブの問題
2006年に入ってからは大森隆志、及びPROJECT OAとしての活動は発表されておらず活動が不透明となっている。又、最近では公式HPの掲示板が閉鎖され、大森自身が執筆している日記も4ヶ月以上も更新されていなかった上、4ヶ月ぶりの更新にも今年度の活動に関する事が何1つ説明されていなかった為、ファンからは大森の音楽活動に対する疑問の声も上がり始めている。ファンクラブに関しても、会費の振込先が大森個人の口座であること、会報が送られてこないなどのトラブルが発生しているとも言われている。
作品
サザンでも何曲かボーカル曲があり、その際には作詞曲も自ら担当している。また、ソロユニットTABO'S PROJECTを結成しシングルとアルバムを発表しているほか、大森隆志名義でのソロアルバムも1枚発表している。サザンを独立後にもソロミュージシャンとしてライブを中心に活動しており、新ユニットPROJECT OAとしてテレビ出演も果たす。
以後、さまざまなアーティストと精力的にジョイント・ライブ活動。また、障害者の施設にて演奏披露、大和ミュージアムのオープン記念式典プロデュースと、ボランティア活動にも意欲を見せ、サザンオールスターズとは違う独自の路線を開拓。現在に至る。
略歴
- 1980年
- サザンのシングル「いなせなロコモーション」c/wの「LOVE SICK CHICKEN」で初のメインボーカル曲を発表(サザンオールスターズ名義)。
- 1982年
- 1986年
- 1988年
- 日清パワーステーションのオープニングをプロデュース。
- 1989年
- アニメアルバム『ここはグリーン・ウッド』に収録された「グリーウッドカーニバル」のうち、「汝の日常を愛せよ」を作曲。
- 1990年
- 永田真代のアルバム『JUST ME』収録曲「水の惑星」を作曲。
- ビクターエンタテインメントの企画作品、『スノー・バードホテル』のプロデュースに参加。収録曲『SILENT MORNING』を作曲。
- 原田知世のアルバム『BLUE IN BLUE』プロデュース。そのうち「SILENCE BLUE」「白い朝」「蒼い夢」を作曲。
- 1991年
- 1993年
- 1995年まで約2年間にわたり、ラジオ番組『NICOS 3O'CLOCK JUMP』(Kiss-FM KOBE)のパーソナリティを務める。
- 1994年
- 2000年
- サザンのシングル「この青い空、みどり ~BLUE IN GREEN~」を最後に活動を休止。なお、このシングルには参加。
- 2001年
- 2002年
- 渋谷A-X ハプニングス・フォーのライブにゲスト出演。
- 2003年
- 1月
- 渋谷A-X 大阪 バナナ・ホールにて独立後初のライブ開催。
- シングル「遠い夏/熱いくちづけ」リリース。
- 自身専用レーベル“guitar-boy”設立。
- 3月
- BS朝日『原宿ロンチャーズ通り』で出演者にギター指導協力。
- 5月
- 活動視野を広げるために渡米。難波正司がプロデュースする新人女性歌手、チェルシーのCDリリースに編曲とギターで参加。曲目は「イマジン」、「ホテル・カリフォルニア」など。
- 7月
- 8月
- 再び渡米。難波正司のCDリリースに再び協力、参加。滞在中はかつて親交を持った現地アーティストたちとの旧交をあたためる。
- 9月
- 11月
- 12月
- 1月
- 2004年
- T.A.G.C. with OAとして横浜、東京を中心に活動。
- 2005年
- インストゥルメンタルアルバム『Song For You』をリリース。
- 2006年
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