大楽毛駅
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大楽毛駅(おたのしけえき)は、北海道釧路市大楽毛南4丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。 戦後直後まで軍馬(釧路種)の一大集散地として発展していた。戦後、本州製紙(現王子製紙)釧路工場が近隣へ開設されるのに伴い、原料となる木材チップの貨物取扱を開始した。これにより道内有数の貨物取扱駅となったが昭和50年代頃より木材チップの工場搬入が順次トラック輸送に切り替わり、貨物取扱は廃止された。
駅ビルの中に、釧路市役所大楽毛支所が設置されている。設置される前は有人駅で、木造の古い駅舎であった。釧路方面への通勤・通学や、高専生への通学客が多い。
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[編集] 駅構造
- 1面2線の島式ホームの地上駅。無人駅。自動券売機設置。
- 1番線が一線スルーの構内配線のため、上下線とも基本的に1番線を使用している。
- 元々は駅舎に直面する1番線が存在したが、合理化により廃止し島式ホームの2番線・3番線をそれぞれ1番線・2番線としたため、すべての乗降において跨線橋を渡らなければならない。
[編集] 駅周辺
釧路市の郊外住宅地として住宅が増えている。
- 釧路工業高等専門学校
- 釧路家畜市場
- よつ葉乳業釧根工場
- 独立行政法人雇用・能力開発機構 釧路職業能力開発促進センター
- 日商岩井鉄鋼リース 釧路工場
- 日東バイオン 釧路工場
[編集] 歴史
[編集] 接続するバス路線
阿寒バス・くしろバス・北海道中央バス
阿寒バス・道北バス
阿寒バス・北海道北見バス
くしろバス・十勝バス