釧路市
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釧路市(くしろし)は、北海道東部、太平洋沿岸にある市。北海道釧路支庁の所在地で、道東地方の主要都市。釧路市長は、伊東良孝である。
目次 |
[編集] 概要
- 北海道東部最大の都市。北海道内でも札幌市・旭川市・函館市に次ぐ4番目の規模となる。
- 苫小牧市と並ぶアイスホッケーが盛んな都市であり、アジアリーグ(旧日本アイスホッケーリーグ)の参加チーム日本製紙クレインズの本拠地となっている。
- 苫小牧市・帯広市と並ぶスピードスケートの北海道三大拠点の一つ。
- 市内には日本製紙・王子製紙の二つの製紙工場や北海道最大の穀物輸出入港 釧路港を有する道東最大の工業都市。
- 2005年10月11日、阿寒郡阿寒町及び白糠郡音別町と新設合併し、新「釧路市」として発足した。その結果、北見市・足寄郡足寄町に次いで、北海道内では3番目に面積が広い市町村となった。なお、当初合併協議を行っていた白糠郡白糠町が離脱したため、音別地区は飛地となった。
[編集] 地理
市内を釧路川、阿寒川が流れるほか、春採湖(はるとりこ)がある。平地に位置するため山はほとんどない。北部は釧路湿原国立公園と隣接し、釧路湿原との境界ぎりぎりのところまで住宅が立ち並ぶ。
[編集] 気候
夏季は南北からの暖気と冷気がぶつかり霧が発生しやすく、最高気温が20度に満たない日も珍しくない。25度以上の夏日は年に数日~十数日ある程度で、30度以上の真夏日に至っては、10年に一度ほどしかないが、湿度はかなり高く、霧の日などは100%に達することもある。冬季は積雪量が比較的少なく、晴天が多く天候は穏やか。秋季と冬季では、日照時間が道内の諸都市に比べ長い。なお、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属する。
[編集] 商業
郊外に、大型ショッピングセンターが展開している。
- 緑ヶ岡・春採・武佐地区にマックスバリュ・コーチャンフォーを中心とした春採ショッピングセンター
- 昭和地区にジャスコを中心とした昭和ショッピングセンター
- 釧路市に隣接している釧路郡釧路町(釧路市木材工業団地:通称・木工団地)にポスフール
[編集] 隣接している自治体
[編集] 沿革
市名の由来はアイヌ語による以下の諸説があるが、どれかは定かではない。
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- 「クツチヤロ」(のど)
- 「クシベツ」「クシナイ」(通り抜けることのできる川)
- 「クシユル」(通路)
- 「クスリ」(不明)
- 1600年代(寛永年間) 松前藩によりクスリ場所が置かれる。
- 1869年(明治2年) 「クスリ」から「釧路」に改称。
- 1880年(明治13年) 戸長役場が置かれる。
- 1900年(明治33年) 一級町村制が施行され、釧路町となる。(現釧路町とは異なる)
- 1920年(大正9年) 区制施行。釧路村(現釧路町)を分村。これが現釧路町との合併論議時に障害となる。
- 1920年(大正9年) 木村組炭礦と三井釧路炭礦の合併により太平洋炭礦設立。
- 1922年(大正11年)8月1日 市制施行、釧路市になる。
- 1935年(昭和10年) タンチョウが国の天然記念物に指定。春採台地竪穴群・モシリヤチャシ跡・鶴ヶ岱チャランケチャシ跡が国指定の史蹟になる。
- 1938年(昭和13年)1月6日 市内愛国に民間用の陸上飛行場(700 m×650 m)が開港。
- 1945年(昭和20年)7月14日 米軍による空襲で192名死亡。都心部が焼け野原となる。壊滅的な被害を受けた栄町地区は戦後一部を公園化する。
- 8月16日 ソ連のスターリン、釧路市と留萌市を結ぶ線より北東側の北海道をソ連占領地域とするよう要求したがGHQが拒否。これがなければ、釧路市は現在ロシア領の都市となっていた可能性もある。
- 1949年(昭和24年) 鳥取町(現釧路市西部の鳥取地区など)合併、白糠村(現白糠町)の一部を編入。
- 1952年(昭和27年)3月4日 1952年十勝沖地震が発生。
- 1952年10月(昭和27年) 日本銀行釧路支店が開業。
- 1954年(昭和29年) 和商市場の原点となる駅前市場が開業。
- 1964年(昭和39年)都市改造事業が開始。市のメーンストリートである北大通の三車線化工事始まる。
- 1968年(昭和43年)5月16日 1968年十勝沖地震発生。
- 1975年(昭和50年)10月1日 釧路市動物園が開園。
- 1980年(昭和55年)8月 幣舞公園に花時計が完成(当時国内の野外花時計で最大規模)。
- 1982年(昭和57年)8月 市制施行60周年記念式典が開催。
- 1984年(昭和59年)1月 釧路たんちょう国体(冬季スケート) が開催。
- 1987年(昭和62年)7月 釧路湿原が28番目の国立公園となる。
- 1989年(平成元年)7月14日 釧路フィッシャーマンズ・ワーフMOOが開店。
- 1993年(平成5年)1月15日 釧路沖地震発生。
- 1994年(平成6年)10月4日 1994年北海道東方沖地震が発生。
- 1997年(平成9年) 釧路開催としては2度目の国体・くしろ湿原国体(冬季スケート)が開催。
- 2001年(平成13年) 釧路川の名称が34年ぶりに復活。
- 2001年(平成13年)12月7日 太平洋炭礦が閉山を提案。
- 2001年(平成13年)12月23日 太平洋炭礦をひきつぐ新会社釧路コールマインが設立。
- 2002年(平成14年)1月30日 太平洋炭礦閉山、82年の歴史に幕をおろし、釧路コールマインが引き継ぐ。
- 2002年(平成14年)11月4日 釧路町長選での公選法違反容疑で綿貫健輔市長(当時)と幹部2人を逮捕。
- 2003年(平成15年)9月26日 2003年十勝沖地震が発生、釧路市で震度5強を観測。釧路空港が一時使用不能となる。
- 2004年(平成16年)1月 釧路市、阿寒町、白糠町、音別町の4市町による合併協議から白糠町が離脱。
- 2005年(平成17年)10月11日 釧路市と阿寒町、音別町が新設合併し、新たに「釧路市」として発足。議会には合併特例法による在任特例を適用。3市町の首長は失職し、16日に公示された新市長選挙で旧釧路市長が無投票当選した。
- 2006(平成18年)8月20日 丸井今井釧路店、閉店。
[編集] 経済
[編集] 産業
大規模な港湾を有し、後背地には広大な工業団地を抱える。帯広市、北見市など内陸諸都市の9割の港湾取扱貨物を扱い外港としての役割が大きい。北海道の面積の43%の地域の生活物資が釧路港に依存している。また、大韓民国釜山との間に国際定期コンテナ航路が開かれ、東北海道最大の国際物流拠点となっている。漁業(スケソウダラ、マダラ、サンマ、イカ)は北海道最大の規模。全国の13%を占めており、1990年まで全国1位の水揚げを誇る。(13年連続 国内、世界1位)
かつての炭鉱(太平洋炭礦)は2002年に閉山、現在は釧路コールマインにより「釧路炭鉱」として規模を縮小しつつ国内最後の坑内掘り炭鉱として採掘を再開している。
釧路湿原国立公園、阿寒国立公園、知床国立公園の入口として、毎年延べ1000万人の観光客が訪れている。国土交通省の国際会議観光都市として充実した国際級のコンベンション施設を有し、国連環境会議等、数次の国際会議が開催される。
釧路市、白糠町全域が釧路・白糠次世代エネルギー特区に指定され、ジメチルエーテルの研究・供給拠点の集積を図っている。
- 工業団地
- 釧路白糠工業団地
- 西港臨海工業団地
- 釧路益浦軽工業団地
- 釧路愛国ソフトパーク
[編集] 立地企業
- よつ葉乳業株式会社 根釧工場
- 株式会社大塚製薬工場 釧路工場
- 王子板紙株式会社釧路工場
- 王子製紙株式会社釧路工場
- 王子チヨダコンテナー株式会社釧路工場
- 大塚食品株式会社釧路工場
- 日本製紙株式会社釧路工場
- 雪印種苗株式会社 釧路工場
- 株式会社阿寒シェル鉱業
- 株式会社ニチロ 釧路工場
- 株式会社リラィアブル - 道内に「コーチャンフォー」を展開
[編集] 金融機関
- 釧路市内に本店を置く金融機関
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
- 姉妹都市
- 港湾友好都市
- ペトロパブロフスク・カムチャツキー市 (ロシア) 1998年(平成10年)締結。水産業を基幹産業にする縁による。
- 姉妹湿地
- ハンター河口湿地 (オーストラリア、ニューサウスウェールズ州) 1994年(平成6年)締結。釧路西高校野外科学部によるオオジシギの研究報告書がオーストラリア政府に寄贈された縁で、釧路地方周辺湿地(繁殖地)と越冬地同士で提携。
[編集] 国内
- 友好都市
- 秋田県湯沢市 1963年(昭和38年)締結。湯沢市出身の移住者が多かったという歴史による。
- 千葉県八千代市 1982年(昭和57年)締結。両市ともブロンズ像のある橋を持つという関係。
- 山梨県都留市 1992年(平成4年)締結。釧路市で創作活動を行なった洋画家・増田誠が都留市出身であることから。
- 鳥取県鳥取市 1963年(昭和38年)締結。旧鳥取藩士族が釧路市鳥取地区に入植した歴史による。
- 岡山県岡山市 1980年(昭和55年)締結。岡山市は庭園後楽園でタンチョウを飼育しており、ともにタンチョウをシンボルとする関係。
- 徳島県那賀町 2006年(平成18年)締結。旧音別町と旧鷲敷町が締結していた提携を新自治体同士で再度行ったもの。
- 鹿児島県出水市 1989年(平成元年)締結。ナベヅル生息地であり、鶴生息地同士という関係。
[編集] 行政機関
- 北海道立釧路水産試験場
[編集] 地域
[編集] 医療
- 総合病院
- 釧路市医師会病院
- 釧路市立総合病院
- 病院・診療所
- 釧路北病院
- 釧路赤十字病院
- 釧路第一病院
- 釧路中央病院
- 釧路労災病院
- 太平洋記念みなみ病院
- 北海道立釧路病院
- 釧路がん検診センター
- 小島病院
- 谷藤病院
[編集] 教育
- 高等専門学校
- 独立行政法人 国立高等専門学校機構釧路工業高等専門学校
- 高等学校
- 道立高等学校
- 北海道釧路湖陵高等学校
- 北海道釧路江南高等学校
- 北海道釧路北高等学校(※)
- 北海道釧路商業高等学校
- 北海道釧路西高等学校(※)
- 北海道釧路工業高等学校
- 北海道釧路明輝高等学校(2007年開校)(※)
- 市立高等学校
- 私立高等学校
- 武修館高等学校(2004年4月に旧緑ヶ岡高等学校から改称)
- 道立高等学校
- 専修学校
- 北海道立釧路高等看護学院、釧路市立高等看護学院、北海道立釧路高等技術専門学院、学校法人北海道学院釧路専門学校、道東ヘアメイク専門学校、市立高等看護学院、釧路労災看護専門学校、釧路経営経理専門学校、釧路商専学園釧路商科専門学校、釧路服飾専門学校、釧路アーティスト学院、学校法人日栄学園、釧路情報ビジネス専門学校
- 中学校
- 大楽毛、北、共栄、景雲、桜が丘、青陵(※)、鳥取、鳥取西、幣舞(※)、春採、美原、北海道教育大学附属
- 小学校
- 愛国、青葉、芦野、興津、大楽毛、柏木、共栄、光陽、湖畔、桜が丘、東雲(※)、昭和、城山、新陽、清明、中央、朝陽、鶴野、東栄、鳥取、鳥取西、日進、美原、武佐、北海道教育大学附属
- 小中学校
- 山花
※釧路北高校・釧路西高校(以上道立)・釧路星園高校(市立)は2007年4月開校の北海道釧路明輝高等学校(道立)へ統合予定(実質的には釧路北高校への統合)
※青陵中は2004年4月に武佐中と緑陵中を統合して発足
※幣舞中は2004年4月に東中と弥生中を統合して発足
※東雲小は2005年4月に白樺台小と桂恋小を統合して発足
※中央小は2007年4月に旭小と寿小を統合して発足
※青葉小は2007年4月に駒場小と新川小を統合して発足
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
[編集] 港湾
- 釧路港(国土交通省指定重要港湾)
- 釧路港西港区 - 国際コンテナ定期航路(釜山~釧路 南星海運) 飼料・肥料コンビナート 東西オイルターミナル 出光興産釧路油槽所 ジャパンエナジー 穀物貯蔵基地
- 釧路港東港区 - 国産石炭埠頭 釧路漁港 貯木場 海上保安部 造船(釧路重工業)モービル石油釧路油槽所
- 釧路港は水産のイメージがあるが、入港船舶総トン数1700万トンのうち、25%が外国商船、70%が内航商船で、漁船は3%となっている。
[編集] 道路
- 高速道路
- 釧路新道(一部供用)
- 釧路外環状道路(建設中)
- 北海道横断自動車道釧路線(釧路~本別間 建設中)
- バイパス
- 北海道道113号釧路環状線
- 国道44号 旭バイパス
- 釧路新道(一部供用)
- 釧路湿原道路 釧路根室地区広域農道
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道24号釧路停車場線
- 北海道道25号釧路港線
- 北海道道53号釧路鶴居弟子屈線
- 北海道道65号釧路空港線
- 北海道道113号釧路環状線
- 北海道道142号根室浜中釧路線
- 北海道道148号釧路インター線
- 北海道道222号雄別釧路線
- 北海道道241号本流音別停車場線
- 北海道道243号阿寒標茶線
- 北海道道361号尺別尺別停車場線
- 北海道道500号音別浦幌線
- 北海道道559号新富士停車場線
- 北海道道666号徹別原野釧路線
- 北海道道667号徹別原野雄別停車場線
- 北海道道835号釧路阿寒自転車道線
- 北海道道860号釧路西港線
- 北海道道952号山花鶴丘線
- 北海道道1093号阿寒公園鶴居線
[編集] バス
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] レジャー
- 釧路市民球場
- 釧路市大規模運動公園
- 釧路市動物園 ※敷地面積は47.8 ha。動物園としては日本で二番目に広い規模。
- 釧路市立博物館
- 山花温泉リフレ
- 柳町公園
- 北海道立釧路芸術館
- 釧路市立美術館 ※「まなぼっと幣舞」内に入居。
- 釧路市こども遊学館
- 釧路市立釧路図書館
- 千代ノ浦観光漁港
[編集] 観光
- 釧路湿原国立公園
- 釧路湿原 - ラムサール条約登録湿地。
- タンチョウ生息地
- 釧路市丹頂鶴自然公園
- 環境省釧路湿原野生生物保護センター
- 山花オートキャンプ
- 釧路市動物園
- 幣舞橋
- 釧路市湿原展望台
- 釧路フィッシャーマンズワーフMOO
- まなぼっと幣舞
- 春採公園春採湖
- マリントポス
- 米町公園
- 港文館 ※石川啄木の勤めた旧釧路新聞(現釧路新聞社とは全く別の会社)旧社屋を再現。
- 釧路市こども遊学館 ※館内の砂場は室内としては世界一の規模。
[編集] 祭り・イベント
- くしろ氷まつり(2月上旬)
- 福司酒造 蔵開放・見学(3月上旬)
- くしろチューリップ&花フェア(5月下旬~6月上旬)
- 厳島神社例大祭(7月上旬)
- 山神篝火三五四まつり(7月上旬)
- 釧路湿原マラソン(7月下旬)
- くしろ港まつり(8月上旬)
- くしろ千燈祭(8月中旬)
- 春採湖水まつり(8月中旬)
- くしろ大漁どんぱく(9月上旬)
- 鳥取神社例大祭(9月中旬)
- 活き生きくしろキャンペーン(9月下旬)
- くしろ健康まつり(10月上旬)
- くしろスポーツフェスティバル(旧釧路市民大運動会・10月上旬、2006年は雨天中止)
- 釧路ラーメンれんが横丁(10月下旬)
- くしろ菊まつり(10月下旬)
- くしろ物産まつり(12月上旬)
- ふゆフェスタくしろ(12月上旬~2月上旬)
[編集] その他
- 戦前、現鶴ケ岱公園より春採湖周辺まで連なる広大な土地を全て「春採公園」という名称で市民の憩いの場とする計画があったが、第二次世界大戦により中止・縮小された。
- 政財スキャンダル「吹原産業事件」の容疑者が同事件進行中のさなか、釧路市南東部(高山地区付近)地下に大油田が埋蔵されているというデマを流し、市の内外に広く融資を募っていた。
- 音別町(現釧路市音別町)に進出・建設され操業中の大塚製薬釧路工場は、当初は釧路市内(旧釧路市内)に建てられる構想があったが、時の革新市政の方針であった大企業の釧路市内進出阻害を鑑み、現敷地に進出ということで落ち着いている。
- 将来到来する国のエネルギー政策転換・民間での燃料需要変化を見込み、太平洋炭礦にて石炭の液化技術の研究が進められ、完成にこぎつけている。しかし、製造コストを計上すると石油の国際価格の安価さには及ばず、閉山までに商用化に踏み切る事はなかった。但し、この技術はジメチルエーテル開発に影響を与えている。
- 釧路湿原の国立公園化、及びラムサール条約保護地域とされる前まで湿原を随時水抜き工事等で潰し、工業用地、住宅地を確保することが市の既定路線であった。
- 駅西再開発準備組合を設立、和商市場横に釧路振興公社を介し5年契約で借りた土地に仮店舗(ゆくゆくはビル化を検討)を設けて進められていたが、国内大手スーパー西友誘致も地権者争いのあおりで実現せず、計画自体も頓挫。駅西再開発準備組合は駅西土地管理組合に改組された。
[編集] 食文化
- 釧路ラーメン: 醤油味の極細麺によるあっさりしたラーメン
- 福司: 釧路市で唯一清酒を製造している蔵元「福司酒造」の製品。
- 釧路港町ビール: 釧路市にある地ビール。
- 炉端焼き: 釧路発祥とされる。
- 勝手丼: 和商市場名物。丼ご飯を買い、和商市場内の鮮魚店で魚介類などの具を買い足して丼に乗せて食べるもの。
- ザンギ
- 鯨肉料理
[編集] 釧路を舞台にした歌
- 釧路湿原(水森かおり)
- 釧路の駅でさようなら(三浦洸一)
- 釧路川(五木ひろし)
- 釧路の夜(美川憲一)
- 釧路にて(合田道人)
- 海 釧路まで(ミッキー吉野グループ・後のゴダイゴ)
- 私は今…釧路(西来路ひろみ)
- めぐり逢い(長山洋子)
[編集] 釧路を舞台にした映画・TVドラマ
- 女ひとり大地をゆく(1953) ※炭労自主制作映画
- 森と湖の祭(195?)
- 挽歌(1957)
- 大草原の渡り鳥(1960)
- 釧路の夜(1968)
- 挽歌(1976)
- トラック野郎 望郷一番星(1976)
- 幸せの黄色いハンカチ(1977)
- 男たちの旅路(1978)
- 七瀬ふたたび(1979)
- 家族日記(1979)
- 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984)
- 時計 Adieu I'Hiver(1986)
- 椿姫(1988)
- 爆走!ムーンエンジェル-北へ-(1996)
- コンタクト(1997)
- 雲のむこう、約束の場所(2005)
- 水グモもんもん(2006) ※宮崎駿監督作品の短編アニメ。釧路湿原に生息するミズグモが主人公。三鷹の森ジブリ美術館でのみ上映
[編集] 釧路を舞台にした漫画・小説
- 僕等がいた(小畑友紀/小学館)
- 甘い水(松本剛/講談社) ※舞台 = 釧路市説と白糠町説あり。
- 借金もまた表現である ※「「坊っちゃん」の時代」 第三部「かの蒼空に」第六章として収録(原作: 関川夏央/画: 谷口ジロー/双葉社)
- 楽園への招待 ※「アフター0」に収録(岡崎二郎/小学館)
- 挽歌(原田康子/角川文庫・新潮文庫)
- 原生花園(渡辺喜恵子/文化出版局)
- 雪中行 小樽より釧路まで (石川啄木) 青空文庫で無料公開中の同作品
- 七瀬ふたたび(筒井康隆/新潮文庫)
- 釧路湿原殺人事件(内田康夫/中公文庫)
- 特急「おおぞら」殺人事件(西村京太郎/光文社文庫)
- 釧路・網走殺人ルート (西村京太郎/講談社文庫)
- 北の夕鶴2/3の殺人(島田荘司/光文社文庫)
- 愛の伝説・釧路湿原(西村京太郎/光文社文庫)
- UFOが釧路に降りる ※「神の子どもたちはみな踊る」に収録の短編小説 (村上春樹/新潮文庫)
[編集] 釧路で撮影ロケして製作されたCM
- サントリー「角瓶」(1973) ※釧路湿原・雪裡川でイトウ(後年、絶滅危惧種扱い)の川釣りに挑むも一匹も、かつての様に釣れず、自然破壊の進む日本の行く末を嘆く初老の(アラスカでは「ナクメク川の恐怖」、アイスランドでは「ラクサ川の奇跡」、旧西ドイツでは「バイエルンの戦慄」と呼ばれた程の)釣り名人
- コロナ 石油ファンヒーター (2005)※釧路川河口で発生する海霧がテーマ。
[編集] 出身の有名人・所縁の深い有名人
[編集] 政治・経済・社会運動
- 池端清一(元衆議院議員)
- 菅野久光(政治家)
- 山口哲夫(元釧路市長、元参議院議員、新社会党元書記長)
- 本城愼之介(楽天株式会社 元取締役副社長(現取締役)・楽天創始メンバー)
- 堀井利勝(旧総評元議長。旧太平洋炭鉱 臨港鉄道の初代労組委員長を経ての就任)
[編集] 学術・文化・芸術
- 楠宏(地球物理学者、地理学者)
- 原彬久(政治学者)
- 原田康子(作家、『挽歌』の作者)
- 正本ノン(作家)
- 石川啄木(詩人。本名:石川一、岩手県岩手郡玉山村(現・盛岡市)日戸出身。釧路市と縁が深い)(故人)
- 坂本直行(画家、坂本龍馬の甥の孫にあたる)
- 安田朗(イラストレーター)
- 中原悌二郎(彫刻家)
- 毛綱毅曠(もづな・きこう)(建築家、釧路市内の建築物を多く設計)(故人)
- 伊福部昭(作曲家、『ゴジラ』や『ビルマの竪琴』などの映画音楽で特に知られる)(故人)
- 中嶋彰子(声楽家)
- 岩合徳光(写真家)
- 長倉洋海(写真家)
- 林田恒夫(写真家、千円札のタンチョウの元写真を撮影)
- 相米慎二(映画監督、盛岡市出身の釧路育ち)(故人)
- 渡辺和郎(アマチュア天文家)
- 板垣恵介(漫画家、『グラップラー刃牙』の作者)
- 砂(漫画家)
- 諏訪緑(漫画家)
- 瀧波ユカリ(漫画家)
- はた万次郎(漫画家)
- 星野之宣(漫画家)
- 今敏(映画監督・漫画家、『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』等の作者)
[編集] 芸能・マスコミ
- 伊吹吾郎(俳優、熊石町(現・八雲町)生まれ、釧路工業高校出身)
- 木之元亮(俳優)
- 涼風真世(女優、元宝塚歌劇団男役スター、宮城県生まれ、小学生時代を釧路で過ごす)
- 立原友香(AV女優。本名:梅田明子)
- 大下宗吾(タレント)
- 岡崎未来(タレント)
- GUCHY(FM NorthWave DJ。本名:関口直樹)
- やまだひさし(ラジオDJ・ナレーター)
- カルーセル麻紀(歌手。本名:平原 麻紀(ひらはら まき)、旧本名:平原 徹男(ひらはら てつお))
- こまどり姉妹(歌手。本名:長内恵依子、長内敏子)
- バーブ佐竹(歌手。本名:佐武豊)(故人)
- 合田道人(シンガーソングライター、作家)
- 高田渡(シンガーソングライター、岐阜県出身)(故人)
- 木原健太郎(ジャズピアニスト。バークリー音楽大学卒。キャンドル・ライブで話題になる)
- 大山正篤(ミュージシャン、元ZIGGY)
- 今剛(ギタリスト)
- ナカヤマアキラ(音楽人、バンドプラスティックトゥリーのギターリスト)
- 及川恒平(作詞家)
- 小田佳奈子(作詞家)
- 里村龍一(作詞家)
- 小松錬平(ジャーナリスト、ニュースキャスター)
[編集] スポーツ
- 明武谷力伸(大相撲元関脇)
- 青柳徹(スケート選手)
- 北沢欣浩(スケート選手)
- 三宮恵利子(レーサー、元スケート選手)
- 白幡圭史(スケート選手)
- 柴田嶺(フィギュアスケート選手)
- 引木孝夫(元アイスホッケー選手・監督)
- 福藤豊(アイスホッケー選手、日本人初のNHL選手(所属:キングズ 本拠:ロサンゼルス)、アイスホッケー日本代表GK)
- 三浦浩幸(アイスホッケー選手)
- 平山英雄(元プロ野球選手)
- 千葉和彦(サッカー選手)
- 松田紀子(バレーボール選手、モントリオール五輪で金メダル獲得)
- 吉川なよ子(プロゴルファー)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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