大石駅
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大石駅(おおいしえき)は、兵庫県神戸市灘区船寺通1丁目にある阪神電気鉄道本線の駅。急行が停車する。
直通特急が運行される以前、山陽電気鉄道の乗り入れ列車はこの駅で折り返していた。現在でも阪神三宮行きの山陽の普通車は、三宮で折り返しができないためここまで回送して折り返していく。
1967年に高架化されるまでは、現在の位置より若干南側に駅があった。
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[編集] 駅構造
待避設備を持つ島式ホーム2面4線の高架駅。梅田寄りで都賀川をまたいでいる。改札口は1ヶ所のみで1階にあり、ホームは2階にある。かつて山陽特急が発着していた名残から、三宮方面行ホームにのみ点灯式の列車種別案内があったが、2006年2月頃に撤去された。
[編集] のりば
- 1番線 - 西宮・甲子園・尼崎・大阪(梅田)方面
- 2番線 - 西宮・甲子園・尼崎・大阪(梅田)方面
- 3番線 - 三宮・元町・高速神戸・須磨方面
- 4番線 - 三宮・元町・高速神戸・須磨方面
- ※ホーム有効長は6両。
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
2005年度の1日の乗降客数は8,934人。
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月12日 阪神本線の開業と同時に大石駅開業。
- 1968年(昭和43年)4月7日 山陽電気鉄道、神戸高速鉄道を経て当駅までの直通運転開始。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災が起こり阪神本線運休。
- 1995年(平成7年)6月26日 御影~西灘間運転再開により大石駅営業再開。阪神本線は全線復旧となる。
- 1998年(平成10年)2月15日 山陽電気鉄道、特急の阪神本線乗り入れを三宮まで短縮。当駅発着の山陽電鉄の列車はS特急と普通に限定された。
- 2001年(平成13年)3月10日 山陽電気鉄道、S特急と普通列車の阪神本線乗り入れを三宮まで短縮。当駅発着の山陽電鉄の列車はなくなった。
- 2006年(平成18年)10月28日急行全列車停車。