青木駅
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青木駅(おおぎえき)は、兵庫県神戸市東灘区にある阪神電気鉄道本線の駅。
区間特急・快速急行・急行停車駅である(但し、昼間時に停車する優等列車はない)。なお、2006年10月のダイヤ改正により、夕ラッシュ前の時間帯(16時台)に当駅を起点とした上り快速急行が2本設定された。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、待避設備を備える。改札は1ヶ所のみで地下化されており、ホームの梅田寄りに通じる。南北1ヶ所ずつに出入口がある。
- のりば
- 西宮・甲子園・尼崎・大阪方面(待避線)
- 西宮・甲子園・尼崎・大阪方面(本線)
- 三宮・元町・高速神戸・須磨方面(本線)
- 三宮・元町・高速神戸・須磨方面(待避線)
ホーム有効長は6両。上り待避線は主に平日朝・夕ラッシュ時の緩急接続に、下り待避線は平日夕緩急接続および、回送列車が通過待ちを行う際に使用される。
[編集] 駅周辺
- 神戸青木郵便局
- 市営青木南住宅
- 関西スーパー
- サンシャインワーフ神戸(旧東神戸フェリーターミナル。かつて四国・九州方面への航路がここから出ていた)
- tdi魚崎荘
[編集] 利用状況
2005年度の1日の乗降客数は14,239人。
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月12日 阪神本線の開業と同時に青木駅開業。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災で被害を受け、阪神本線は不通となる。
- 1995年(平成7年)1月26日 甲子園~青木間復旧。阪神本線は梅田~青木間での運転となる。
- 阪神間を結ぶ路線の中では、最も早く神戸市内までの運転復旧を行ったため、一時は「被災地の玄関駅」の役割を果たすこととなり、当時の青木駅は大混雑を呈していた。単なる中間駅で、かつ難読駅であった青木駅は、この出来事により広く関西在住者に知られるようになった。
- 1995年(平成7年)2月11日 青木~御影間復旧。
- 1995年(平成7年)6月26日 阪神本線全線復旧。
- 2007年(平成19年)2月6日 駅周辺のマンション建設現場で不発弾が発見された。
- 2007年(平成19年)3月4日 2月6日に発見された不発弾処理に伴い、当駅~御影駅間で区間運休となった。
[編集] 隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線