大阪高速鉄道1000系電車
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大阪高速鉄道1000系電車 | |||
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起動加速度 | 3.0km/h/sec | ||
営業最高速度 | 75km/h(ATC信号速度) | ||
編成定員 | 494人(01~06編成) | ||
全長/全幅/全高 | 60200mm/2980mm/5200mm | ||
編成重量 | 108.6t(01~06編成) | ||
電気方式 | 直流1500V鋼体複線式 | ||
制御装置 | 他励磁界チョッパ制御方式 | ||
ブレーキ方式 | 回生ブレーキ併用全電気指令式電磁直通空気ブレーキ |
大阪高速鉄道1000系電車(おおさかこうそくてつどう1000けいでんしゃ)は、大阪高速鉄道(大阪モノレール)に在籍する主力車両である。
目次 |
[編集] 概要
- 駆動方式は2段階減速直角カルダン駆動方式。
- 車体はアルミ製。
- 4両固定編成だが6両編成に対応しているため、編成番号の300番と400番が飛んでいる。
- 内外装ともに製造年で相違点がある。
- 日立製作所笠戸工場と川崎重工業車両カンパニーで製造された。
[編集] エクステリア・インテリア
[編集] 01~06編成
- 外装はアルミ無塗装にマリンブルーのラインで、貫通ドアの窓下にロゴマークが描かれている。側面方向幕は設置されていない。内装についてはグリーン系のロングシートで形成されている。車椅子スペースは無いが、車椅子固定用の手すりが先頭車両に設置されている。その周辺も優先座席になっている。なお、車椅子スペースは駅ナンバリング対応工事の際に設置される。
[編集] 21~25編成
- 外装はマリンブルー一色からマリンブルー、アザレアパープル、ホワイトのラインを採用。ロゴマークの配置も貫通ドアの右上に変更された。内装については先頭車両がバケット式のロングシート、中間車両が転換式クロスシートを採用した。31・32編成に引き続き、先頭車両の運転台の後ろに車椅子スペースが、車椅子スペースの反対側には2人がけの高床シート、32編成と同型のLEDの案内表示機を採用した。なお、25編成の座席の色は2000系と同一の青とピンク系の配色なっている。
[編集] 31・32編成
- ボディラインとロゴマークの配置・配色は21~25編成と同一だったが現在は32編成のみペイント車両になっている。また、31編成には側面方向幕がない。内装は転換クロスシートを採用している。32編成にはLEDの案内表示機が設置されている。この編成から、車椅子スペースと高床シートが採用されている。31編成にはクロスシートのロング化と日本のモノレールでは初の液晶表示機(LCD)が装備された。液晶表示機は阪急9000系と同じドア上に設置。
[編集] 製造時期
[編集] ペイント車両
01、03、04、05、06、21、32編成は広告ラッピングが施されている。2007年3月20日現在、以下の企業・団体の広告ラッピングがある。
- 梅丹本舗(05編成)
- 日立ビルシステム(03編成)
- 全国農協直販株式会社&全国農業協同組合連合近畿畜産センター(交互配置)(06編成)
- 彩都建設推進協議会(01編成)
- エキスポランド(32編成)
- イオン&イオン大日ショッピングセンター(04編成)
- りそな銀行(21編成)
[編集] 参考リンク
[編集] 外部リンク
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