天才てれびくんMAX
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天才てれびくんMAX(てんさいてれびくんマックス)は、NHK教育テレビと海外向けのNHKワールド・プレミアムで現在放送されている子供向け教養バラエティ番組『天才てれびくんシリーズ』のひとつ。 『天才てれびくん』、『天てれ』、『天てれMAX』、『TTK』などの愛称で、子供たちを中心に一部の大人にも親しまれている(「天才テレビくん」「天テレ」「てれび君」との表記は誤りである)。また、シリーズ内での通称は「MAX」。『天才てれびくん』、『天才てれびくんワイド』を経て、現在に至る。
目次 |
[編集] 番組概要
『天才てれびくんワイド』を司会者の不祥事、そしてNHKの番組改革のために2003年4月7日から18時25分から19時00分までの放送の35分番組としてリニューアルし、放送開始。2004年度と2005年度は18時20分から18時59分30秒までの放送の約40分番組に拡大。2006年度は18時55分までの放送になり5分短縮され当初の35分番組に戻っている(タイムテーブル上でこの前後の放送枠は少年少女ゾーンとよばれる)。2007年4月からは金曜日まで放送が拡大される。NHKワールド・プレミアムでは火曜日から金曜日の18時10分から18時45までの放送となっている。
スタジオはCT-415でCG合成。
番組の構成は基本的には前番組と同じ。『てれび戦士』と呼ばれる子役が様々なことにチャレンジしていく企画を中心に、ドラマや生放送なども放送される。なお、前番組までは放送されていたアニメのコーナーは姉妹番組の『天才ビットくん』にて放送するという形式を取ることによって、廃止となったが、「天才てれびくんMAXビットワールド」開始に伴い2007年度より金曜版に限り復活している。また、教育テレビの学校放送同様に4週間に1度、夏休みなどの長期の休み、2月から3月までを再放送期間とし、人気企画やドラマの総集編を放送する。ただし2006年度は3学期の本放送が5週増やされ、3月上旬まで放送された。
2005年度にハイビジョン化されたが、ドラマ・ロケのコーナーが皆アスペクト比4:3(非ワイド画面)で、さらにマルチ編成が行われているため標準画質である。ただし、第87回全国高校野球大会開催期間中はマルチ編成が行われないため、ハイビジョン画質となった(第78回選抜高校野球大会はBShiでハイビジョン放送があるため、大会開催期間中もマルチ編成が行われ、標準画質のまま)。
[編集] 出演者
「てれび戦士」を含めた出演者については『天才てれびくんシリーズの歴代レギュラー出演者』の記事を参照。
[編集] 各年度の設定
番組の設定は年度の区切りである4月に毎年リニューアルされる。このとき、戦士の入れ替わりも行われる。具体的な番組内の企画については『天才てれびくんシリーズの歴代コーナー』、ドラマについては『天才てれびくんシリーズのドラマ』、MTK関連については『ミュージックてれびくん』の記事をそれぞれ参照のこと。
[編集] 2003年度
番組名を『天才てれびくんMAX』に変更。この年はテレビ放送50周年で、【変わります!さあ教育テレビ】というのテレビ改革のため、『天てれ』の放送枠が月から木:18時25分から7時00分に移動、35分番組となる。「18時は天才てれびくん」というキャッチフレーズは使えなくなった。時間は短くなったものの、アニメやドラマが無くなったこともあり、それ以外の面ではより内容の濃いものとなった。また、木曜日の生放送を廃止し、収録済みのゲームコーナー【ゴルゴ13人】、【ゴルゴ13面相】を放送。前年度の極楽とんぼの不祥事により、司会はTIM(レッド吉田、ゴルゴ松本)に交代。
設定は天てれ学園小・中学校所属の14人のてれび戦士がひょんな出来事でハイパーキングダム (HK) 学園にワープしてしまい、HK学園のレッド部員、ゴルゴ部員、タマ部長と7人の在校生に出会い、部活動に頑張ることになった。番組オープニングは歌ではなくBGMにし、映像は21人のてれび戦士とTIMがテロップで紹介する。
[編集] 2004年度
『プリンプリン物語』終了に伴い、再び放送時間が5分拡大し18時20分から18時59分30秒までの39分30秒になる。『天てれ』史上初、てれび戦士が2チームに分かれ、レッド吉田チームはレインボー・ガーディアンズ(通称R.G.)、ゴルゴ松本チームはアンダーワールドファミリー(通称U.W.F.)に分かれ「プラズマ界」で太陽を取り戻すために戦い続けていた。ドラマではその仲良くなるまでをてれび戦士が演じる。木曜生放送が1年ぶりに復活する。しかし、以前までの形式とはまったく異なる生放送となり、てれび戦士中心に番組を進める。「ミュージックてれびくん」ではソロ曲がなく全てユニット曲、コーラスもユニットに含まれた。番組オープニングの映像は2003年同様、20人のてれび戦士とTIMがテロップで紹介する。ちなみにドラマの回想シーンには元てれび戦士の佐久間信子とエバンス太郎がプラズマ界に迷い込んでしまった当時現役てれび戦士役として登場している。山元竜一の卒業により「天才てれびくん」時代からの戦士がいなくなった。
プラズマ界(プラズマかい)は2004年度に設定されていたテレビの中にある世界である。プラズマ界には常に太陽に照らされている『テレヴィア』とその裏側にある太陽の光が届かない世界『アンダーワールド』が存在する。テレヴィアには、レインボーガーディアンズ (R.G.) 、アンダーワールドにはアンダーワールドファミリー (U.W.F.) とそれぞれにチームが存在する。100年に1度の『虹の年』と呼ばれる年に地球からプラズマ界に橋本甜歌と篠原愛実がテレビに吸い込まれて迷い込んでしまったことから物語はスタートする。
[編集] レインボー・ガーディアンズ
レインボー・ガーディアンズとはテレビの中にある世界「プラズマ界」のうち、テレヴィアに住んでいるレッド吉田 (TIM) 演じるレッド隊長とてれび戦士たちによる、精鋭部隊のことである。略してR.G.。標準服は明るい系統の色で、西遊記を思わせるようなデザイン。胸にはR.G.のマークが書いてある。太陽が一日中沈まない世界、テレヴィアに住んでいる彼らは、先祖代々テレヴィアの警備をしている。ある日、テレヴィアの裏側にあり太陽の光が全く届かないという世界、アンダーワールドからアンダーワールドファミリーと名乗る集団がやって来る。彼らは執拗に「虹の箱」と呼ばれる箱を探し、テレヴィアの街を幾度と無く襲う。R.G.は、虹の箱はもちろん、アンダーワールドの存在すら知らなかった。だが彼らはテレヴィアを守るため戦い続けている。ちなみに、メンバーの一人である甜歌は、プラズマ界にて百年に一度起こる現象により、地球からプラズマ界へとワープしてしまったのだった。虹が出ている日に、リモコンで一定のボタンを押すと行き来してしまうのだ。もちろんそれも知らないR.G.は、彼女を地球に送り返してあげるためにも調査を続けている。そのうち、U.W.F.がテレヴィアの各地で「呪いの札」と呼ばれる札を破壊して喜んでいることに疑問を抱く。R.G.は古くから伝わる巻物「虹の勇者伝説下巻」に書かれていた「呪いの札を全て破壊すると世界が破滅する」という事実を知る。R.G.は続きが書かれている「虹の勇者伝説上巻」を求め、初めて存在すら知らなかったアンダーワールドに潜入。見事、虹の勇者伝説上巻を手に入れる。上巻には魔王や虹の箱について書かれていた。「千年前、プラズマ界に突如魔王が現れ、世界は破滅の一大危機に襲われた。だが天に輝く虹の中から舞い降りたのが地球という異世界からやってきた虹の勇者。魔王との激しい戦いの末、虹の勇者が未知なる力を秘めた伝説のリモコンを取り出す。その直後、魔王の魂は7つに別れテレヴィア各地に飛び散る。勇者達は魔王が二度と復活できないように、封魔の文字が刻まれたリモコンで魔王を封印した。そして伝説のリモコンは虹の箱にしまわれている。」R.G.は札を破壊するのを中止するようにと、再びアンダーワールドへ向かうが、囚われの身となってしまう。U.W.F.は謎の占い師に「呪いの札を全て破壊すれば太陽を操作できる虹の箱が手に入る」と騙されていたのだった。その時、アンダー城で新たな虹の勇者伝説が発見される。立体映像でU.W.F.の科学者の先祖が現れ、生い立ちを語る。女王に納得してもらい、R.G.は解放され計画も中止決定。しかし時すでに遅く、中止前に女王が派遣していたU.W.F.特殊部隊によって最後の札を破壊されてしまった。7つの魂が謎の占い師の元へ集結。実は、謎の占い師は魔王の魂の一部だったのだ。R.G.とU.W.F.は、協力し合い魔王を完全に封印する決意をする。両者は虹の箱に納められている伝説のリモコンを発見、1度は失敗したがメンバー全員の力を合わせ魔王を封じ込めた。そして、役目を果たし、その年の最後の虹も出たことから甜歌はU.W.F.の愛実とともに地球に帰っていったのだった。
- メンバー
- レッド吉田 (TIM) (眠りっぱなしの赤き獅子・レッド隊長)
- 橋本甜歌(健気なドジッ子・甜歌)
- 白木杏奈(早とちり歴史学者・杏奈先生)
- 村田ちひろ(熱血どまん中!・ちひろ)
- 井出卓也(縁の下の苦労人・卓也)
- バーンズ勇気(カリスマダンサー・バーンズ勇気)
- 浅野優梨愛(テレヴィアデパート店員・優梨愛ロボ)
- 千秋レイシー(謎の発明家・ドクターチアキ)
- ジョアン・ヤマザキ(お手伝いロボット・ジョアンロボ)
- 川﨑樹音(テレヴィア美術館館長・樹音館長)
- 前田公輝(ハッスル財閥御曹司・ハムテル)
- てれび戦士以外のテレヴィア住人
- 秋山恵(テレヴィア特別警察巡査部長・秋山刑事)
- 千葉繁(手品師ミラクルおじさん)
- 柿沢崇之(ミラクルおじさんの子ども)
- 柿沢司(ミラクルおじさんの子ども)
- 眞鍋かをり(カリスマエステティシャン)
- 小島聡(ヘヴィ級エステティシャン)
- カズ・ハヤシ(ヘヴィ級エステティシャン)
- 島田珠代(ちひろの母)
- 小川直也(ハッスル財閥会長・ハムテルの父)
- T-ASADA(バーンズ勇気の部下)
- 天野鳶丸(グルグル屋敷の主)
- 笹岡莉紗(グルグル屋敷の怨霊)
- 岡室穂香(グルグル屋敷の謎の子ども)
- 亜沙美(テレヴィア特別警察新米)
- 梅津栄(灯台守)
- 岡本奈月(灯台守の孫娘)
- 高木三四郎(デラックス大車輪寺の師範2代目)
- 三和太(デラックス大車輪寺の門番)
- 一宮章一(デラックス大車輪寺の門番)
- 坂井良宏(中林寺格闘三兄弟)
- HERO!(中林寺格闘三兄弟)
- 高梨将弘(中林寺格闘三兄弟)
- KIBA(海賊型アンドロイド)
- 桜花由美(宝箱に潜んでいたアンドロイド)
- 村上東奈(古代テレヴィアの旅人)
- 加藤夏希(謎の占い師→魔王)
[編集] アンダーワールドファミリー
アンダーワールドファミリーとはテレビの中にある世界「プラズマ界」のうち、アンダーワールドに住んでいるゴルゴ松本 (TIM) 演じるゴルゴ伯爵とてれび戦士たちによる、暗黒部隊のことである。略してU.W.F.。標準服は黒系統の色で、所々に黄緑のラインが書いてある。太陽の光が全く届かない世界、アンダーワールドに住んでいる彼らは、テレヴィアに奪われた太陽を先祖代々取り戻そうとしている。ある日、虹の箱と呼ばれる箱を手に入れれば太陽を取り戻せるとの情報を掴んだU.W.F.は、虹の箱を探しにテレヴィアに直接進入。街を次々に襲ったが、テレヴィアの精鋭部隊レインボー・ガーディアンズ(R.G.) の妨害で幾度と無く退散してきた。だが彼らは、アンダーワールドの国民が一度も見たことのない太陽を見せてあげようと戦い続けている。ちなみに、メンバーの一人である愛実は、プラズマ界にて百年に一度起こる現象により、地球からプラズマ界へとワープしてしまったのだった。虹が出ている日に、リモコンで一定のボタンを押すと行き来してしまうのだ。U.W.F.は、彼女が強気な性格と冷静な判断の持ち主であったため引き取っている。そのうち、街に謎の占い師が現れる。占い師は「テレヴィアの各地に点在している呪いの札と呼ばれる札を全て破壊すれば虹の箱が手に入る」と言う。U.W.F.は作戦を変更し、次々と札を破壊していった。ある時、R.G.が札を破壊するのを中止するようにアンダー城へとやって来る。しかしU.W.F.は見向きもせずR.G.を捕らえる。が、科学者ドクターレイシーが「虹の勇者伝説1.5巻 飛び出す巻物バージョン」と呼ばれる巻物を発見。そこにはドクターレイシーの先祖、シャラクレイシーの立体映像が封印されていた。シャラクは語る。「7つに別れた魔王の魂は私が作った特製のリモコンで封印した。最後の一つは、私がアンダーワールドに亡命した時に使った船に隠してある。封印の札が全て破壊され魔王の魂と体が合体した時このプラズマ界は破滅する。未来の人々よ、必ず守れ、この世界を。いつもの明日が来ることを信じて…」と。こうしてU.W.F.は計画を中止に決定。しかし、時すでに遅く、中止前に女王が派遣していたU.W.F.特殊部隊によって最後の札を破壊されてしまった。7つの魂が謎の占い師の元へ集結。実は、謎の占い師は魔王の魂の一部だったのだ。U.W.F.とR.G.は、協力し合い魔王を完全に封印する決意をする。両者は虹の箱に納められている伝説のリモコンを発見、1度は失敗したがメンバー全員の力を合わせ魔王を封じ込めた。そして、役目を果たし、その年の最後の虹も出たことから愛実はR.G.の甜歌とともに地球に帰っていったのだった。
- メンバー
- ゴルゴ松本 (TIM)(黒い彗星(?)・ゴルゴ伯爵)
- 篠原愛実(異次元からのスーパー姉御・愛実)
- 中村有沙(暗闇の黒き太陽・有沙女王)
- 堀江幸生(満腹重戦車・幸生)
- ド・ランクザン望(自称天才軍師・望)
- 飯田里穂(U.W.F.特殊部隊黒いだんご3兄弟の天然トルネード・里穂)
- 伊倉愛美(U.W.F.特殊部隊黒いだんご3兄弟の悪魔の電卓・愛美)
- 髙橋郁哉(U.W.F.特殊部隊黒いだんご3兄弟の闇の吟遊詩人・郁哉)
- 近藤エマ(ダークタウン商店街の客・エマ)
- 張沢紫星(ダークタウン商店街の客・紫星)
- 洸太レイシー(スーパーエキセントリック発明王・ドクターレイシー)
- てれび戦士以外のアンダーワールド住人
[編集] 2005年度
放送時間は前年度同様午後6時20分から39分30秒間の放送。舞台は空に浮かぶ不思議な街「ユゲデール」。昨年同様てれび戦士は2チームに分裂し、互いに競い合っている。レッド吉田チームはスチームナイツ、ゴルゴ松本チームはジョーキマホーンズ。新コーナーに「天てれドラマ」、「ランキングビンゴ」、「気合一発!全身書道塾」、「モジモジ宅配便」、「天てれミッション」等がスタート、また昨年度から「紙フトタッチダウン」、「ワガママ放題!勝手議会」が継続している、木曜生放送には司会者のTIMも毎回出演することになり、華やかになった。また、「ミュージックてれびくん」では今まで番組の途中に放送していたものをエンディングに移動し、「エンディングMTK」として放送する。また、ミュージックてれびくん自体もこれまでは年度内に全員が一度は歌うことになっていたが、各チームから4人ずつ、計8人のみが歌うことになった。2005年度のオープニング映像は2003年度、2004年度同様メンバー紹介VTR。ただしこれまでは実写だったのが2005年度はアニメーションになった。
詳しい舞台設定についての解説は『ユゲデール王国』を参照。
[編集] ユゲデランド
ユゲデランドは2005年度の設定ユゲデールの遊園地。天才てれびくんシリーズでは、週の最後の放送で”生放送”をしており、2005年度はここから木曜生放送が放送された。生放送のため、街に飛び出したり、ゲストを呼ぶなど、コーナーはたくさんである。司会は、前田公輝/ド・ランクザン望、村田ちひろ/飯田里穂の中2戦士から男女1人ずつの組み合わせが基本だが、10月13日のみド・ランクザン望と篠原愛実の組み合わせで行われた。最後の回は全員が出演したため、コーナーごとに交代で司会をやった。また、昨年度の生放送にはほとんど登場しなかったTIMの2人も今年度は毎回出演するようになった(なお、5月26日の放送に限りゴルゴ松本は別の番組の仕事でイギリスに行っていたため出演していなかった。)。5週に一度の通常総集編、夏休み総集編、冬休み総集編、2月ごろからの年度末総集編の時は放送されない。なお、長期再放送期間では同じ木曜日にユゲトモのみ再放送された。詳しい内容については天才てれびくんシリーズの歴代コーナーを参照。
[編集] 2006年度
放送時間は18時20分から18時55分の放送になり5分短縮されMAX開始当初の35分番組に戻ったが、その代わりに3学期の本放送期間が大幅に拡大されている。舞台は昨年度に引き続きユゲデール。2005年度から500年後という設定である。昨年同様てれび戦士は2チームに分裂し、互いに競い合っている。しかし争っている様子は2005年度ほどではない。レッド吉田チームはスチームナイツ、ゴルゴ松本チームはジョーキマホーンズ。チームメンバーは2005年度とほぼ同じだが、一部の戦士がチーム移動している(チアキ・レイシー、一木有海がジョーキマホーンズからスチームナイツへ、木村遼希、藤田ライアンがスチームナイツからジョーキマホーンズへそれぞれ移籍)。
新コーナーに「新ユゲデール物語」、「放課後コロシアム」、「天てれ部活動」などを追加、昨年度から「紙フトタッチダウン」、「ワガママ放題!勝手議会」、「天てれドラマ」、「天てれミッション」、「エンディングMTK」が継続している。また、木曜生放送は「ハッピー木曜!」というサブタイトルがついた、司会は井上マーと初代てれび戦士の山口美沙が担当。そのため2006年度はTIMの生放送出演がなくなるが、2007年3月8日だけ特別出演した。ワールドカップ開催の年のため、サッカーが得意な木村遼希をメインに生放送内(事前ロケ)でサッカー企画がとりあげられたりもした。村田ちひろ、飯田里穂の卒業により「天才てれびくんワイド」時代からの戦士がいなくなり、全員「天才てれびくんMAX」から入った戦士で番組を進めていくことになる。番組オープニング(月から水)はてれび戦士とTIMのスチール(名前入りテロップは使われない)、さらにその日のヘッドラインを2項目VTRでまとめたものである。なお、この形式のオープニングは2001年度以来である。
詳しい舞台設定についての解説は『ユゲデール王国』を参照。
[編集] ユゲデガーデン
ユゲデガーデンは2006年度の舞台、「ユゲデール」にある庭園。ユゲデールの一番後ろにあるらしい。2006年度はここから木曜生放送を放送している。今年の生放送の合言葉は「ハッピー木曜!」視聴者からのハッピーなお便りや、「○○になってハッピーになりたい」というようなお便りを募集して番組を進行している。ハッピーなお便り紹介後や「○○になって~」のVTR後には、背景の植物の花が咲く。(よく見ると分かるのだが、並んだ花の形が「ハッピー」になっている)司会者はてれび戦士第1期生の山口美沙と吉本興業所属芸人井上マー。
[編集] ○○隊
- 夕食よばれ隊 - 隊長:千秋レイシー
- おかたづけ隊 - 隊長:橋本甜歌、隊員:笠原拓巳、元隊員:バーンズ勇気(隊長・甜歌にイマイチすぎと言われ、解雇された)
- 朝起こし隊 - 隊長:一木有海、隊員:井上マー
- あの人に会い隊 - 隊長:細田羅夢、隊員:伊倉愛美
- あやまり隊 - 隊長:笠原拓巳
- おめで隊 - 隊長:洸太レイシー、隊員:バーンズ勇気
- てれび戦士になりきり隊 - 隊長:川﨑樹音
- おしゃれにし隊 - 隊長:笠原拓巳、隊員:伊倉愛美、加藤ジーナ
- キミに食べさせ隊 - 隊長:細川藍
- ペットのお悩み解決し隊 - 隊長:日向滉一、隊員:細田羅夢
- チャンピオンに挑戦し隊 - 隊長:藤本七海、隊員:川﨑樹音、藤田ライアン
[編集] 2007年度
放送時間は前年度同様18時20分から18時55分の35分間の放送。従来の月 - 木曜に加え『天才ビットくん』を吸収する形で8年ぶりに金曜日の放送が復活。月 - 木曜はまたまたてれび戦士は2チームに分裂し、互いに競い合うという設定。司会が安田大サーカスに交代。(トリオでMCを勤めるのは、ダチョウ倶楽部以来11年ぶりとなる。)Uto(ユート)とLets(レッツ)の2チームがナゾの秘密基地「ナンダーMAX」を舞台に活躍するストーリーとなる。新コーナーに「天才の穴」等がスタート。前年度から「紙フトタッチダウン」、「天てれ部活動」、「放課後コロシアム」、「エンディングMTK」が継続している。木曜生放送は「ウキウキ木曜!」というサブタイトルで放送され、司会はハリセンボンが担当。前年度で旧中1戦士が全員卒業したことに伴い、2007年度は中2戦士が不在の1年となる(ちなみに中2不在年度は他に、1993 - 1998年度、2001年度)。番組オープニング(月 - 水)は前年度と同じ形式となり、てれび戦士と安田大サーカスのスチール(名前入りテロップは使われない)、さらにその日のヘッドラインを2項目VTRでまとめたものである。そして金曜日の放送は「天才てれびくんMAX ビットワールド」というタイトルで視聴者からのアイデアで世界観が構成される「ビットワールド」が舞台となり、月 - 木曜日とは世界観が異なり、こちらにはてれび戦士は出演しない。
[編集] ナンダーMAX
世界のどこかにある島に存在する秘密基地。部屋が数え切れないほどたくさんあると言われている。現実世界より呼び出された子供達がてれび戦士となった設定。『UTO(イメージカラー・白)』と『LETS(イメージカラー・黒)』の2チームに分かれ、安田大サーカス扮するクロヒロ団(ダンチョ団長(団長)・クロ教官(クロちゃん)・ヒロ委員長(HIROくん)と謎のキャラクター・もんじ(声:久嶋志帆)が与えるゲームやクイズをこなし、願いをかなえるという部屋の場所を解き明かす謎のカードキー獲得を目指すのが、主なストーリーとなる模様。
[編集] 歴史
[編集] 放送時間の変遷
- 2003年度(月 - 木、18時25分 - 18時59分30秒)
- 2004年度 - 2005年度(月 - 木、18時20分 - 18時59分30秒)
- 2006年度(月 - 木、18時20分 - 18時55分)
- 2007年度(月 - 金、18時20分 - 18時55分)
[編集] 略歴
2003年度
- 2003年4月7日 - 新番組、『天才てれびくんMAX』スタート。ド・ランクザン望、前田公輝、堀口美咲、桜井結花、張沢紫星、近藤エマ、樹音の7人が入った。天てれHPも2003年度版にリニューアル。トップページは、HK学園の屋上にて、てれび戦士21人とTIMが大集合。
- 2003年5月26日 - 三陸南地震が発生。冒頭の「天てれ顔相撲」(岩井七世)、オープニングを放送した後、「かきえもん」の冒頭で緊急警報放送により特設ニュースになる。
- 2003年5月27日 - 前日放送できなかった回をこの日に放送。この日の放送予定分は翌日5月28日に。28日の放送予定分は29日に放送された。5月29日放送予定分の「ゴルゴ13人」は翌週木曜日、6月5日に放送。6月5日放送予定分は当初通常総集編を放送する予定だった6月12日木曜日に放送された。さらに、6月12日放送予定分は次の通常総集編、7月14日に放送され、その週は当初予定より1日ずれて放送された。7月17日放送予定分は翌週7月21日に放送し、夏休み総集編に突入した。
- 2004年1月19日から2月16日 - 『プリンプリン物語』を年度内に終わらせるための調整として、この期間中2話連続放送されたため、番組を20分間に短縮。
- 2004年3月15日から - 異例の再放送期間中のMTK新曲がOAされる。
- 2004年3月22日から25日 - 通常は年度末総集編だが、1月下旬の『プリンプリン物語』集中放送が行われた関係でなくなっていた3学期本放送の残り1週分が放送される。
- 2004年3月25日 - 2003年度の本放送最終日、特別生放送が放送される。1年間の歴史を振り返る特別企画や、ニャンジャ屋敷Wの視聴者参加ゲームが行われた。山元竜一、岩井七世、俵小百合、ブライアン・ウォルターズ、Mikey、堀口美咲、八木俊彦、豕瀬志穂、桜井結花、その他では石田靖、2001年度司会者だった山川恵里佳、2002年度に古巣復帰した清水ミチコが卒業。
2004年度
- 2004年4月5日 - 装いも新たに2004年度の『天才てれびくんMAX』がスタートする。今年度の舞台はプラズマ界で、R.G.とU.W.F.が争っていた。今年度はいきなりドラマからスタートし、この年の新メンバー篠原愛実と橋本甜歌がいきなり登場する。バーンズ勇気、コウタ・レイシー、篠原愛実、髙橋郁哉、伊倉愛美、橋本甜歌、チアキ・レイシー、浅野優梨愛の8人が加わる。新メンバーはR.G.に4人、U.W.F.に4人ずつ加わる。
- 2004年10月25日 - 新潟県中越地震・安否情報放送のため放送休止。
- 2004年10月26日 - 10月25日放送予定分をそのまま放送。この週からの放送だった、ミュージックてれびくん「ココロ磁石」は1日遅れた。
- 2004年10月27日 - ドラマを2本立て(26・27日予定分)にし、ミュージックてれびくん「ココロ磁石」、「ワガママ放題!勝手議会」を放送。編集したため、時間が余ったのでミュージックてれびくん「MARCH」とイラスト紹介を放送した。このため、「ガン・バレーの決戦」「究極のスイーツを作ろう」(26日放送予定分)「紙フトタッチダウン」(27日放送予定分)が休止となった。
- 2004年11月2日 - 日本賞授賞式のため休止。なお、ドラマは11月1日に2階立てされた。
- 2004年11月23日 - 新潟県中越地震関連番組の影響で休止となった「究極のスイーツを作ろう」が放送された。そのため、当初予定だった「飯田里穂の「止まれ」を描いてみたかった」が休止→2005年1月11日に放送。
- 2005年3月22日 - 2月11日に放送された「テンタニック号危機一髪!プラズマ大歌合戦」の再放送の前編の日であったが、マラッカ海峡海賊襲撃事件が発生した影響で、本放送時にあった「世界征服ゲーム」がカットされた(海賊が登場するシーンがあったため)。その影響で一部構成を変更し、余った時間を「名探偵バトル!ナニーナッター!」にあてた。
- 2005年3月28日から31日 - 28日と29日の放送が高校野球のため休止。そのため30日・31日放送予定分が休止。この29日から31日には「こちら「週刊天てれ」編集部」の再編集版(本放送より長い)が放送予定だったが、後ろ2日分がお蔵入りとなった。井出卓也、白木杏奈、堀江幸生、中村有沙、ジョアン、張沢紫星が卒業。
2005年度
- 2005年4月4日 - 永島謙二郎、木内江莉、木村遼希、一木有海、木内梨生奈、藤本七海、笠原拓巳、ライアンの8人が加わり、てれび戦士22人に。
- 2005年4月25日 - JR福知山線脱線事故が発生し、関西地方のNHK教育のみ当日の昼から夜にかけて事故の被害者の安否情報をテロップで流していた関係で、天てれも全編テロップが流れての放送となった(なお、当日の内容は#ユゲデランドからのお知らせを除いて、7月18日までに全て再放送された)。
- 2005年8月8日から18日 - 例年この時期は高校野球中継のため放送が休止になり、休止になった分だけ後ろへずれるという形がとられてきたが、2005年度は違った。2005年度は総集編でも1つの「天てれドラマ」を3日かけて放送するため例年通りずらすと「天てれドラマ」が週をまたぐ形となってしまう。そのため、「天てれドラマ」をその週に終わらせるように再編集された。
- 再編集されてカットされたコーナー…ランキングビンゴ(6)、気合一発!全身書道塾(7)(8)(8は当初予定にはなかったが、月曜日の放送休止に伴い水曜日に放送されることになった。しかし火曜日も放送休止になったため、カットされることになった)、モジモジ宅配便(7)(3)(8)(9)(10)、紙フトタッチダウン(10)~(12)、#ユゲデランド「ガッツ石松」、ワガママ放題!勝手議会(3)、エンディングMTK「僕らのハーモニー」、天てれミッション(4)(6)(8)
- 再編集されて追加されたコーナー…MTKクラシック「ココロ磁石」「ヴォヤージュ±」、ED「未来はジョウキゲン」(8月10日)、MTKクラシック「モンキーマジック」「ホーリー&ブライト」、イラスト紹介、ED「未来はジョウキゲン」(8月17日)
- 今まで行われていた冬イベントは今年度はなかった。その代わりに1月23日から25日の3日間、てれび戦士全員による企画「天てれ東海道駅伝」が放送された。
- 2006年3月29日 - 高校野球のため休止になる。
- 2006年3月30日 - 2005年度放送最終日。だが、高校野球のため休止になり、2005年度の通常放送は3月28日が最後となった。
- 2006年4月2日 - 高校野球のため休止になった天てれドラマ「ユゲデール物語最終章」第2・3話と後日談が18時から18時25分に異例の特別放送された。ド・ランクザン望、前田公輝、村田ちひろ、飯田里穂、近藤エマ、浅野優梨愛、その他ではどーよが卒業。
2006年度
- 2006年4月3日 - 大木梓彩、日向滉一、細川藍、渡邊エリー、小関裕太、千葉一磨、細田羅夢、加藤ジーナの8名が加わり、前年度よりさらに多い天てれ史上最多の24名となる。これによって、番組開始から総合したてれび戦士の数が100人を突破した。新年度の天てれは『新ユゲデール物語~新たなる旅立ち~』から放送はスタート。
- 2006年8月7日から18日 - 高校野球中継で休止になった場合が、2005年度は再編集するという異例の形をとっていたが、2006年度もそれまでとは違う形をとった。休止になった場合はその日の予定分を放送しないという形で、「新ユゲデール物語」アンコールに影響が出るようになったとき、2005年度の再編集の形をとったと思われる(休止日が予定通りだったため)(NHKワールド・プレミアムは通常通り放送=日本では放送されていない総集編が海外では放送された)
- 2006年10月9日 - 『第73回NHK全国学校音楽コンクール・高等学校の部』で放送できなかった『第61回国民体育大会』が18時から19時放送のため休止。
- 2006年10月10日から14日 - NHKワールド・プレミアム(日本国外向け)の放送は、『プロ野球 パ・リーグプレーオフ』の中継のため、10月10日国内放送分は同日(1日前倒し)、11日国内放送分は13日に(1日遅れ)、12日国内放送分は14日の17時25分から18時(1日遅れ)に放送。(すべて日本時間)
- 2006年10月30日から11月2日 - 教育フェア2006特別編成のため休止、この休止分の本放送は翌週に充てられた。(総集編週は返上)
- 2006年11月17日 - それまで主に毎週金曜19時前後にされてきた公式ホームページの「放送スケジュール」の更新が、20時台に更新されるものの一部のコーナーの内容が「詳細は後ほど更新します」と書かれ、その部分の更新は20日(月)の17時35分過ぎにされた。
- 2006年11月24日から12月15日 - 公式ホームページ「放送スケジュール」の更新が金曜日にされなかった。更新は27日(月)の番組放送開始後の18時25分ごろされた。以降も日曜日・月曜日の18時台に更新されるようになっていたが、12月22日は以前通り金曜日に更新された。
- 2007年3月26日から29日 - 2007年度の設定、司会者、残留戦士などが良く分かる告知がエンディングMTK後に流れた。これは番組が始まって以来前例のないことである。
- 2007年3月29日 - バーンズ勇気、コウタ・レイシー、篠原愛実、高橋郁哉、永島謙二郎、木内江莉、伊倉愛美、橋本甜歌、大木梓彩、藤本七海、司会のTIM、木曜生放送司会の山口美沙が卒業。この13人による視聴者への挨拶が番組最後に行われた。これも番組が始まって以来前例のないことである。
2007年度
[編集] 歴代番組テーマ曲
[編集] OP曲
- 2003年度オープニングテーマ曲(2003年)
- プラズマ回遊(ショートバージョン)/てれび戦士2004(2004年)
- 未来はジョウキゲン(ショートバージョン)/てれび戦士2005(2005年)
- ダンゼン!未来(ショートバージョン)/てれび戦士2006(2006年)
- 約束の場所へ~シークレッツ・ユートピア~/てれび戦士2007(2007年)
[編集] ED曲
- good day/てれび戦士2003(2003年)
- プラズマ回遊/てれび戦士2004(2004年)
- 未来はジョウキゲン/てれび戦士2005(2005年)
- ダンゼン!未来/てれび戦士2006(※エンディングMTK)(2006年)
- 約束の場所へ~シークレッツ・ユートピア~てれび戦士2007(※エンディングMTK)(2007年)
なお、2005年度からは「エンディングMTK」放送により、放送される回数が少なくなった。
[編集] 関連商品
[編集] CDシングル
『ミュージックてれびくん』を参照。
[編集] イベント
ほぼ毎年度夏(8月)と冬(1月ごろ)にイベントが行われる。ただし、2005年度以降は冬のイベントがなくなった。内容はほとんど夏は劇で、冬はミュージックてれびくんのコンサートとなっている。イベントの観覧は抽選で行われるが、毎回当選は困難である。また毎年11月に行われる教育フェアでもイベントが行われており、これは唯一誰でも見に行くことができる。
- 風雲!エドロポリス(2003年8月 高崎 / 9月23日、教育テレビ放送)
- スーパー(?)ミュージカル!「モンキー座のゴルゴ13面相!」(2004年2月1日 / 2月11日 9時から10時30分 教育テレビ放送)
- ロック星(スター)の叫び プラズマ宇宙旅行(2004年8月1日 NHKホール / 9月20日 9時から10時15分 教育テレビ、デジタル教育テレビ放送)
- テンタニック号危機一髪!プラズマ大歌合戦(2005年1月30日 ハーモニーホール座間 / 2月11日9時から10時15分 教育テレビ、デジタル教育テレビ1・2放送)
- ユゲデールを救え!てれび戦士 史上最大の危機(2005年8月7日 NHKホール / 9月19日 9時から10時 教育テレビ、デジタル教育テレビ放送 / 12月31日 10時55分から11時55分 教育テレビ、デジタル教育テレビ再放送)
- 天才てれびくんMAX スペシャルライブステージ in 教育フェア2005(2005年11月5日 NHK放送センター屋外特設ステージ / 11月17日生放送内で放送)
- チャイルドスターを救え!未来はボクらのもの(2006年8月5日 NHKホール / 2006年9月18日 9時から10時 教育テレビ、デジタル教育テレビ放送 / 11月5日 14時から15時(JST) NHKワールド・プレミアム放送 / 教育テレビ、デジタル教育テレビ放送 / 12月31日 17時45分から18時45分 教育テレビ、デジタル教育テレビ再放送)
- 天才てれびくんMAXショー in 教育フェア2006(2006年11月5日 NHK放送センター屋外特設ステージ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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