宇都宮正綱
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宇都宮 正綱(うつのみや まさつな、文安4年(1447年) - 文明9年(1477年))は室町時代後期の武将で、下野の宇都宮氏第16代当主。芳賀成高と宇都宮持綱娘との間の子で、宇都宮成綱・宇都宮興綱・塩谷孝綱・武茂兼綱の父。妻は佐竹氏娘、上杉氏娘。下野守。
宇都宮一族の芳賀氏出身。初めは外祖父持綱の実家である武茂氏を継承していたが、1463年死去した先代宇都宮明綱に子がなかったので、宇都宮氏本家の当主となった。 享徳の乱以降関東においては古河公方足利成氏と関東管領上杉氏が対立しており、正綱は成氏方について転戦したが、1477年、上野で陣没した。
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