小沢コージ
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小沢コージ(おざわ こーじ)は、自動車評論家。「バラエティ自動車評論家」を自称する。独特の物言いで人気を博す。
日本の自動車評論家にありがちな「輸入車に甘く、日本車に辛い」というステレオタイプ的スタンスは無く、自由な感性で分かりやすい評論をする点が評価されている。
女性を軽んずるような内容の記事も目立ち、その点で嫌悪感を抱く読者も少なくない。 「ポルシェで女が釣れる!」「○○は精神病だった!(精神病の記述については読者からの指摘で削除)」など彼独特の世界観に満ちた表現をとる。またSMAPの流行歌「世界に一つだけの花」について、「ナンバーワンじゃなくてもいい、誰だってオンリーワン」の部分を徹底的に批判するなど、自動車情報誌ウェブ版などで自動車評論を逸脱した記事を書いたりもする。
文末には「!?」を多用する。
思いつくがままに時代を風刺するジャーナリストを名乗り、あえて「日記的」なレベルでの文章で多くの記事を書いている。
愛車はポルシェやロールスロイスのほか、スバルの軽自動車などバラエティに富んでおり、 新車インプレッションのほか、クルマ関係の人物伝も多い。
最も長い連載に『ベストカー』の『愛のクルマバカ列伝』がある。
最近ではテレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』、TBSラジオの『バツラジ』などにも出演している。
眞野夏帆(旧名塩村文夏)を弟子にとり、後進の育成に努めるという側面も持つ。
[編集] 略歴
某私立大学卒業後、本田技研に就職。1年後に退職。その後、二玄社NAVI編集部に入るも、編集部内の内紛でやむなく退社。現在はフリージャーナリスト。