山田晃子
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山田晃子(やまだ あきこ、1986年- )は、東京都生まれのヴァイオリニストである。
目次 |
[編集] 生い立ち
[編集] 幼少時代
2歳の時、父の転勤により家族でロンドンへ行き、ロンドン在住中の3歳の時にスズキ・メソードの指導者である母玲子の指導でヴァイオリンを始めた。1993年に帰国し、日本の小学校に1年間通ったが、再び父の転勤により、7歳の時に家族でパリへ行った。パリでは公立小学校に入学し、パリ市立音楽院で音楽を学ぶ音楽コースに入った。在院中からパリ各地の演奏会に参加し、フランス・テレビジョンのドキュメンタリー番組にも取り上げられた。
[編集] パリ国立音楽院時代
2000年、13歳の若さでパリ国立音楽院に入学した。各種コンクールに参加し、第1回アヴィニヨン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位(2000年)、第14回ドゥエ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位(2001年)、モーツァルト国際コンクールのヴァイオリン部門で第2位(2002年1月)、2002年11月のロン=ティボー国際コンクールでは史上最年少の16歳で第1位をそれぞれ獲得した。2003年、パリ・シャンゼリゼ劇場でクルト・マズア指揮フランス国立管弦楽団と演奏し、ヨーロッパ各地で放映されている。2005年、同音楽院を卒業した。同音楽院では、ジェラール・プーレに師事した。
[編集] 現在
パリを中心に活動をしている。2005年、ミュンヘン国際音楽コンクールで第2位、ドイツのオスナーブルック音楽賞、オランダのヘルマン・クレッバース賞を獲得した。2006年、フランクフルトでのリサイタル、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、ライプツィヒ放送交響楽団との共演などを行い、東京では東京国際フォーラムの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に参加した。また、室内楽では、同年、ロッケンハウス室内楽フェスティヴァルに参加し、ギドン・クレーメルらと共演した。現在使用している楽器は、ミッシャ・エルマンが所有・使用していた1727年製ストラディヴァリウス「レカミエ」である。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のヴァイオリニスト | 1986年生 | 東京都出身の人物