崔洋一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
崔 洋一(さい よういち、チェ・ヤンイル、최양일、男性、1949年7月6日 - )は、映画監督。長野県佐久市出身。
1968年東京朝鮮中高級学校を卒業。東京綜合写真専門学校中退後、照明助手として映画界に入り、1976年『愛のコリーダ』(監督大島渚)、1978年『最も危険な遊戯』(監督村川透)の助監督を務める。1981年テレビドラマ「プロハンター」で監督となり、1993年に手がけた『月はどっちに出ている』で映画賞総なめの評価を得る。また、1996年には韓国留学。その一方で1999年には俳優として『御法度』(監督大島渚)に近藤勇役として出演。
近年は日本テレビの「午後は○○おもいッきりテレビ」やテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」などにコメンテーターとして出演することも多く、辛口コメントで有名。現在、日本映画監督協会理事長。2007年4月、宝塚造形芸術大学教授に就任予定。
[編集] 代表作
- 1983年『十階のモスキート』(ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)
- 1983年『性的犯罪』(にっかつ)
- 1984年『いつか誰かが殺される』(東映、角川春樹事務所)
- 1985年『友よ、静かに瞑れ』(角川春樹事務所)
- 1987年『黒いドレスの女』(角川春樹事務所)
- 1988年『花のあすか組!』(角川春樹事務所)
- 1989年『Aサインデイズ』(大映)
- 1991年『襲撃 BURNING DOG』(東映ビデオ)
- 1993年『J・MOVIE・WARS 月はどっちに出ている』(日本衛星放送、ヒルヴィラ)
- 1993年『月はどっちに出ている』(シネカノン)
- 1995年『平成無責任一家 東京デラックス』(アミューズ、シネカノン、テレビ東京)
- 1995年『マークスの山』(松竹、アミューズ、丸紅)
- 1998年『犬、走る DOG RACE』(東映ビデオ)
- 1999年『豚の報い』(サンセントシネマワークス)
- 2002年『刑務所の中』(ビーワイルド、衛星劇場)
- 2004年『クイール』(松竹、テレビ東京、テレビ大阪、衛星劇場ほか)
- 2004年『血と骨』(「血と骨」製作委員会)
[編集] 関連項目
- 日本の映画監督一覧
- BATTLE TALK RADIO アクセス(TBSラジオ。2003年9月ごろまでコメンテーターとして出演、不定期)
|
|