慶沢園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
慶沢園(けいたくえん)は、明治41年から名匠小川治兵衛により作庭された日本庭園。命名は伏見宮貞愛親王。
目次 |
[編集] 概要
大阪府大阪市天王寺区の住友家茶臼山本邸庭園として、明治41年に木津聿斎の設計、小川治兵衛の作庭により造園が開始された林泉回遊式の近代日本庭園である。大小3つの島が浮かぶ池の周囲の林間を回遊し鑑賞する様式の、全国から名石・名木を集めた広大な庭園は完成までに10年を費やし、完成後間もない大正10年に住友家から隣接する茶臼山とともに大阪市に寄贈された。
現在は昭和11年に園の隣地に建設された歴史主義建築の大阪市立美術館とともに天王寺公園に組み込まれ、一般に公開されている。
[編集] 利用情報
- 開園時間 - 9:30~17:00(5・9月の土・日・祝および7・8月の金・土・日・祝は~20:00、入園は30分前まで)
- 閉園日 - 月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日閉園)、年末年始(12月29日~1月1日)
- 所在地 - 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108(天王寺公園内)
[編集] ギャラリー
[編集] 交通アクセス
- JR大阪環状線 天王寺駅 徒歩10分
- 大阪市営地下鉄堺筋線 天王寺駅 徒歩10分