掘削
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掘削(くっさく)とは、土砂や岩石を掘り取って穴を開けることである。「~する」で動詞にもなる。もともとは「掘鑿」と書いた。削は戦後の漢字簡略化の流れにより当てられた代替漢字であるが、鑿は「うが・つ」、削は「けず・る」と読むので、鑿の方がより意味が強いように感じられる。
人力による掘削の時に用いる道具は、シャベル、スコップ、つるはし、くさび等が挙げられる。シャベルとスコップは、どちらも似たような道具であるが、どちらを大きいものと思うかは関東と関西とで違うらしい。ちなみに、工事現場などで使う大型のものは関東では「シャベル」であるが、関西では「スコップ」、小児用や園芸用で使うものは関東では「スコップ」、関西では「シャベル」と呼ぶことが多いとのこと。
掘削に使用する大型機械の代表的なものには、油圧ショベル(パワーショベル、バックホー)、スクレイパー、クラムシェル、ドラグライン、ブルドーザ、リッパなどがある。
その他、小型機械であるブレーカ-、高圧噴射水を利用するウォータージェット、火薬を用いる発破(はっぱ)、化学反応を利用する静的破砕剤なども掘削道具として用いられる。
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