新潮新人賞
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新潮新人賞(しんちょうしんじんしょう)は新潮社が主催する公募新人文学賞である。受賞作の発表は同社が刊行する文芸誌『新潮』で行われる。1969年に新潮文学新人賞として開始され、1999年の第31回より新潮新人賞と名を改めた。小説・評論の 2 部門を持ち、年 1 回発表されている。受賞者には正賞として特製記念ブロンズ楯、副賞として50万円が授与され、受賞作は『新潮』11月号に掲載される。
目次 |
[編集] 受賞作の一覧
[編集] 小説部門
[編集] 第1回から第10回
- 第1回(1969年) - 北原亞以子 「ママは知らなかったのよ」
- 第2回(1970年) - 倉島斎 「老父」
- 第3回(1971年) - 須山静夫 「しかして塵は」
- 第4回(1972年) - 山本道子 「魔法」
- 第5回(1973年) - 太田道子 「流蜜のとき」、泉秀樹 「剥製博物館」
- 第6回(1974年) - 該当作なし
- 第7回(1975年) - 宮本徳蔵 「浮遊」
- 第8回(1976年) - 笠原淳 「ウォークライ」
- 第9回(1977年) - 高城修三 「榧の樹祭り」
- 第10回(1978年) - 該当作なし
[編集] 第11回から第20回
- 第11回(1979年) - 該当作なし
- 第12回(1980年) - 本田拓雄 「二十歳の朝に」、運上旦子 「僕の出発」
- 第13回(1981年) - 川勝篤 「橋の上から」、小田泰正 「幻の川」
- 第14回(1982年) - 小磯良子 「カメ男」、加藤幸子 「野餓鬼のいた村」
- 第15回(1983年) - 左能典代 「ハイデラパシャの魔法」
- 第16回(1984年) - 青木健 「星からの風」、高瀬千図 「夏の淵」
- 第17回(1985年) - 米谷ふみ子 「過越しの祭り」
- 第18回(1986年) - 該当作なし
- 第19回(1987年) - 図子英夫 「カワセミ」
- 第20回(1988年) - 上田理恵 「温かな素足」
[編集] 第21回から第30回
- 第21回(1989年) - 杉山恵治 「縄文流」
- 第22回(1990年) - 長堂英吉 「ランタナの花が咲く頃に」、藤枝和則 「ドッグ・デイズ」
- 第23回(1991年) - 小口正明 「十二階」
- 第24回(1992年) - 別唐昌司 「螺旋の肖像」、中山幸太 「カワサキタン」
- 第25回(1993年) - 野間井淳 「骸骨山脈」
- 第26回(1994年) - 該当作なし
- 第27回(1995年) - 冬川旦 「紅栗」
- 第28回(1996年) - 小山有人 「マンモスも牙」
- 第29回(1997年) - 萱野葵 「かなえられた祈り」
- 第30回(1998年) - 青垣進 「底抜け」
[編集] 第31回から
- 第31回(1999年) - 遠藤淳子 「クレア、冬の音」
- 第32回(2000年) - 佐川光晴 「生活の設計」
- 第33回(2001年) - 鈴木弘樹 「グランド」
- 第34回(2002年) - 犬山丈 「フェイク」、中村文則 「銃」
- 第35回(2003年) - 青木淳悟 「四十日と四十夜のメルヘン」、浅尾大輔 「家畜の朝」
- 第36回(2004年) - 佐藤弘 「真空が流れる」
- 第37回(2005年) - 田中慎弥 「冷たい水の羊」
- 第38回(2006年) - 吉田直美 「ポータブル・パレード」
[編集] 評論部門
[編集] 第31回から回
- 第31回(1999年) - 酒井隆之 「渦中であるということ 」
- 第32回(2000年) - 中島一夫 「媒介と責任」
- 第33回(2001年) - 該当作なし
- 第34回(2002年) - 該当作なし
- 第35回(2003年) - 松井博之 「〈一〉と〈二〉をめぐる思考」
- 第36回(2004年) - 該当作なし
- 第37回(2005年) - 該当作なし