早通駅
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早通駅(はやどおりえき)は、新潟県新潟市北区豊栄早通南一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)白新線の駅。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。ジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託する業務委託駅だが、みどりの窓口は非設置。
- ホームは相対式2面2線。両ホームは跨線橋で連絡しているが、改札内で両ホーム間の移動はできない(詳細は後述。尚、下記ホーム配置は南から順に)。
- ■1番線:白新線(下り=新発田・村上方面、上り=新潟・吉田方面)
- ■2番線:白新線(下り=新発田・村上方面、上り=新潟・吉田方面)
- 白新線の単線区間の駅構内は、全駅一線スルー方式となっており、この駅の場合は上下とも1番線からの発着が基本。貨物列車などの通過列車も1番線を使用する。
- 自動改札機が設置されており(南口・北口:各2通路)、全通路でSuicaが利用できる。
- 自動改札機導入前までは、跨線橋は駅南北を連絡する自由通路を兼ね、特に仕切り等はなくホームへの出入りも自由であった。しかし自動改札が設置されたのに伴い、駅南北を自由に往来する事が一時できなくなり、30mほど離れた踏切を利用せざるを得なくなった。ところが、この事で利用者や住民から苦情が数多く寄せられたことから、2005年12月26日に改札付近の機器配置を改めた上で跨線橋は自由通路とし、南口改札は1番線専用、北口改札は2番線専用となった。だが、これによって改札内で1・2番線間を移動する事ができなくなったことから、利用者が列車の来ないホームに誤入場するトラブルがしばしば発生している。このように近年は駅の構造にまつわるトラブルが絶えないため、駅舎を改築すべきという意見も少なからずある。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 1,252人(2005年度)
[編集] バス
早通駅からは新潟交通のバスが1路線運行されている。バス停は南口側にある。
[編集] 駅周辺
駅を挟んで両側に住宅地が拡がっている。1970年代に新潟県住宅供給公社が分譲地および県営アパートを造成したのが始まりであり、後に民間が開発した区域も加わっている。
[編集] 南口側
- 早通郵便局
- 新潟市豊栄支所 早通出張所
- 新潟市立早通南小学校
- 新潟県道15号新潟長浦水原線
[編集] 北口側
- 北越銀行 早通支店
- 新潟市立早通中学校
- 新潟市豊栄木崎野球場
[編集] 歴史
- 1957年2月11日 開設。当初は現在地より約200m新崎駅寄り(現早通踏切付近)に開設された。
- 1970年10月1日 県営団地の建設により現在地へ移転。当時はホームの長さが4両分しかなかった。
- 1986年頃 新潟鉄道管理局が直営売店「ハローはやどおり」を設置。回数券、乗車券等の受託販売開始。売店は数年で廃止されるが、以後夜間を除き駅社員が常駐するようになる。
- 2005年3月10日 自動改札機導入。
- 2006年1月21日 新潟都市圏でSuicaのサービスを開始