上沼垂信号場
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上沼垂信号場(かみぬったりしんごうじょう)は、新潟県新潟市紫竹一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線、白新線および日本貨物鉄道(JR貨物)信越本線支線の信号場である。JR東日本が保有する。
[編集] 概要
新潟車両センターを囲むようデルタ線が形作られているが、その北側の分岐点となっている。
上沼垂信号場~新潟駅は複々線化されており、ダイヤ編成次第では信越本線・白新線の列車が新潟駅を同時に発着する事が可能である(但し新潟発の列車は誤乗を防ぐため同時発車はせず、通常1~2分差で運行される)。尚、ダイヤ上では旅客列車が上沼垂信号場に停車することはない。
開設以来、駅として整備されないまま現在に至っている。信越本線と白新線の相互間を乗り換える場合は、必然的に上沼垂~新潟間を1往復する事になるため、乗客の利便性の面で少なからずネックになっている。また信号場西側は新潟駅南口からタクシーで5分ほどと比較的近いが、東側は路線バスなどの交通機関の無い公共交通の空白域で、過去にも周辺住民から「信号場を駅として整備して欲しい」という要望が新潟市やJR東日本新潟支社に幾度か寄せられているものの、実現に前向きな動きはない。
[編集] 隣の施設
- 白新線
- 新潟駅 - 上沼垂信号場 - 東新潟駅(新潟貨物ターミナル駅)
- 日本貨物鉄道
- 信越本線支線(信越貨物線)
- 上沼垂信号場 - (貨)沼垂駅
- 信越本線支線(臨港貨物線)
- 上沼垂信号場 - (貨)焼島駅
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