木戸章之
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木戸 章之(きど あきゆき、1975年8月28日 - )は、日本のフィギュアスケート(アイスダンス)選手。千葉県松戸市出身。身長173センチ・体重63キロ、所属は新横浜 FSC(プリンスホテル系列)、コーチはナターリア・リニチュクとゲンナジー・カルポノソフ。
10歳よりスケートを習い、翌年よりアイスダンスに転向。幼少時から抜群のスケーティングを見せ、将来を嘱望された。中学時代に膝の故障、芝浦工大柏高校時代に進路上の都合で競技から離れていた時期もあったが、筑波大学進学後渡辺心とコンビ結成を機に競技生活を本格化させる。その後も順調にキャリアを重ね、日本のトップ選手に成長。
2006年、トリノオリンピックで渡辺とのコンビでアイスダンス出場(出場枠1)、日本代表で史上最高位となる総合15位に入った。
スケート界の男前選手として、女性スケートファンから高い好感度を得ている。
趣味は金魚(出目金)の飼育、相撲観戦、ロシア語(の勉強)他多数。トリノオリンピック女子フィギュアスケート金メダルの荒川静香とは新横浜FSCの盟友同士年来の友好的関係にある。トリノ五輪閉会式では首から金メダルをかけた荒川を木戸が肩車して入場したことは記憶に新しい。
2006-07年シーズン、東京で行われた世界フィギュアスケート選手権では15位。この大会を最後に競技生活からの引退と、大学院進学を発表。