松平忠翼
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松平 忠翼(まつだいら ただすけ)は、江戸時代後期の伊勢国桑名藩主。奥平松平家8代。
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生誕 | 安永9年(1780年) | |||
死没 | 文政4年3月20日(1821年4月22日) | |||
官位 | 従五位下織部正、従四位下下総守、侍従 | |||
藩 | 伊勢桑名藩主 | |||
氏族 | 奥平松平家 | |||
父母 | 父:井伊直朗、母:吉田氏 養父:松平忠和 |
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兄弟 | 松平忠翼、井伊直暉 | |||
妻 | 正室:松平忠啓の娘(松平忠和養女) | |||
子 | 松平忠堯、松平忠彦、松平忠国、 米津政堯、鋭子(保科正丕室)、 娘(増山正直室)、娘(大岡忠愛室) |
越後国与板藩主・井伊直朗の3男として生まれ、桑名藩松平忠和の養子となる。享和2年(1802年)家督を相続した。
奥平松平家の家督相続者に望まれた理由の1つとして考えられるのは、血縁である。 養父・忠和、その先代(6代目)・忠功(ただかつ)は、いずれも家祖・松平忠明の血統ではない。だが、忠翼は祖父・井伊直存が奥平松平家から井伊家の養子に出ているという。祖父の生家に望まれた形での養子なのである。
文政4年(1821年)に42歳で死去し、その後は長男の忠堯が継いだ。
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