済美高等学校 (愛媛県)
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済美高等学校(さいびこうとうがっこう)は、愛媛県松山市にある日本の私立高等学校。
学校法人済美学園が経営している。創立は1901年。元々女子高であったが、2002年度から男女共学となった。県内屈指のマンモス校で、全校生徒は2000人近くいる。
目次 |
[編集] 設置学科
- 普通科 特進・進学・食物科学・情報・福祉コース
- 音楽科
- 美術科
[編集] スポーツ活動
- 野球部 - 2004年4月、春の選抜高校野球において上甲正典監督(元宇和島東高校監督)のもとで史上最短の創部3年目にして初出場・初優勝した。2004年夏の選手権でも、駒大苫小牧に決勝戦で10-13で敗れたものの準優勝した。
- サッカー部 - 2004年12月、冬の選手権において土屋誠監督のもとで初出場。1回戦を突破した。
[編集] 沿革
[編集] 関連校
[編集] 校歌・学園歌
- 校歌
- 作詞:林古渓、作曲:宮城道雄
- 宮城の作ともあって筝を伴奏とするめずらしい校歌。筝の演奏技術「引き手」により同主調短調へ一瞬のみ転調するのが大きな特徴。
- 学園歌
- 作詞:一色和壽子、作曲:
- 独特の歌詞で知られる学園歌は、男女共学化の際に作られたもの。宮城道雄作曲の由緒と歴史ある「校歌」(伴奏は筝)は存在するものの、甲子園などで元気に歌えるようにと新設された。しかし情緒と歴史ある校歌が歌われなくなったことに心を痛める卒業生は少なくない。しかし、学園歌なので校歌とは違い、卒業式などではこの「校歌」も流れている。
[編集] その他
甲子園優勝後、校訓が「やればできる」に変更された。 教室に入ると壁にかけられた「やればできる」が目に飛び込んで来る。 全校生徒数に対する進学比率は低いが、これは進学対応の学科/コースが限られているため。特進コースでは、ほぼ100%が進学をしている。地元の愛媛大学、松山大学への進学者が割合では最も多い。最近は芸術系「音楽科」「美術科」などの県外進学も増えている。