渡邊順生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
渡邊順生はチェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者、指揮者 1950年鎌倉市の生まれ。
幼少からピアノを学び、東京教育大学付属駒場中学校・高校時代から熱心なクラシックファンであり、ヴェルディ、ワーグナー らのオペラに心酔していたが、マタイ受難曲に出会ってバッハに強く惹かれた。
一橋大学社会学部在学中にチェンバロ奏者を志して小林道夫氏に学び、卒業後、アムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルトに師事。1977年最高栄誉賞付きソリスト・ディプロマを得て卒業、またプリ・デクセランス受賞。（この賞は現在は教育改革で廃止されたが、オランダの音楽教育における最高の賞。）
1978年東京でデビューリサイタル。1980年帰国。 以降渡邊順生チェンバロ音楽シリーズの開催、1984年日本で最初のオリジナル楽器のオーケストラ、バロック・バンドの結成など、精力的に活動。指揮者としても、モンテヴェルディ、ヘンデル、バッハらを演奏し、フォルテピアノとクラヴィコードの演奏でも活躍。
内外の演奏家との共演（フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ等多数）のほか、オリジナル楽器を用いて歌曲伴奏にも取り組むほか、執筆や楽譜校訂を手がけ、東京書籍から、「チェンバロ・フォルテピアノ」を出版している。
東京音楽大学、上野学園大学、国立音楽大学、桐朋学園大学等で指導にあたる。
 |
この「渡邊順生」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。（ウィキプロジェクト 人物伝） |
