滝川正利
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滝川 正利(たきがわ まさとし、天正18年(1590年) - 寛永2年11月7日(1625年12月6日))は、常陸国片野藩の第2代(最後)の藩主。初代藩主・滝川雄利の子。官位は従五位下、壱岐守。
慶長15年(1610年)、父の死去により後を継ぐ。慶長19年(1614年)からの大坂の陣では徳川方として武功を挙げた。しかし生来から病弱で嗣子がなく、幕府の公務に絶えられないという理由から寛永2年(1625年)に所領2万石のうち、1万8000石の所領を幕府に返還して2000石の旗本となった。同年11月7日、36歳で死去。墓所:茨城県石岡市片野の秦寧寺。
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