瀬石温泉
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瀬石温泉(せせきおんせん)とは、北海道羅臼町にある温泉のこと。カタカナでセセキ温泉と表記する場合もある。海岸線の際にあり、満潮時には海没することから珍しがられ、ガイドブックへの掲載やTV番組撮影などにより有名になった。
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[編集] アクセス
- 北海道道87号知床公園羅臼線を羅臼町市街地から北上。海側に大きな標柱を持つ駐車場が目印。
[編集] 泉質
- 食塩泉。泉源は40~60度程度。干満の影響のため、泉温は一定しない。
[編集] 温泉街
[編集] 歴史
[編集] 注意点
- 野湯ではあるが、羅臼町が近隣の漁業者に管理を委託している形態。24時間、自由に入れるということはできない(一部のガイドブックには、自由に入れることを匂わせる記述があることに注意)。あくまでも入浴には、管理者に一言断りを入れ了解を得る必要がある。入浴料は無料。
- 開湯期間は不定期(夏期限定)で、干潮時のみの入浴可となる。いつも、オープンしているとは限らない。確実に入りたいのであれば、羅臼町役場環境管理課に問い合わせをする必要がある。
- 瀬石温泉の標柱が立った駐車場はあるが、数台程度しか止められない。近隣の空き地、海岸付近の砂利のスペースはコンブ干場になっている。車両の立ち入りはもちろんのこと焚き火、キャンプは厳禁である。
[編集] 関連項目
[編集] トピック
- 浴槽が海没するたびゴミ取りなどの清掃が必要なこと、知床半島が世界自然遺産に指定後に観光客が激増しマナーが悪化するなど、管理上の負担は見かけ以上に大きい。このため、2006年には管理人が決まらず閉鎖寸前になった。