熊野三所大神社
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熊野三所大神社 | |
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![]() 熊野三所大神社本殿正面 |
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所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮353 |
主祭神 | 夫須美大神、家津美御子大神、速玉大神 |
創建 | 欽明帝代 |
例祭 | 2月13日・14日 |
熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわしゃ)は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社。夫須美大神・家津美御子大神・速玉大神の三神を主祭神とすることが名称の由来とされる。主祭神像三躯は国の重要文化財に指定されている。
境内には九十九王子のひとつ、浜の宮王子の社跡がある。
目次 |
[編集] 概要
九十九王子のひとつである浜の宮王子の社跡に建つため、浜の宮大神社(はまのみやおおみわしろ)とも呼ばれる(王子社殿は宝永の津波で流失した)。浜の宮王子の守護寺である補陀洛山寺が隣接しており、神仏習合の名残を観ることができる。
境内には振分石(ふりわけいし)と呼ばれる石柱が残されている。中辺路・大辺路の分岐点には諸説があるが、那智を分岐点とする説によればこの石柱がそうであるという。
[編集] 摂社
- 丹敷戸畔命(地主の神)
- 三狐神(食物の神)
- 若宮跡(浜の宮王子跡)
[編集] 交通機関
[編集] 参考文献
西 律、1987、『熊野古道みちしるべ:熊野九十九王子現状踏査録』、荒尾成文堂(みなもと選書1)
[編集] 関連項目
[編集] 周辺情報
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