球磨型軽巡洋艦
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球磨型軽巡洋艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 軽巡洋艦 |
艦名 | 川の名 |
前型 | 天龍型軽巡洋艦 |
次型 | 長良型軽巡洋艦 |
性能諸元 | |
排水量 | |
全長 | |
全幅 | |
吃水 | |
機関 | |
最大速力 | |
航続距離 | |
乗員 | |
武装 |
球磨型軽巡洋艦(くまがたけいじゅんようかん)は大日本帝国海軍の軽巡洋艦。同型艦は5隻。
[編集] 概要
天龍型軽巡洋艦を完成させ、軽巡洋艦を運用し始めた日本海軍は本格的軽巡洋艦の建造に着手し始めた。付随艦である駆逐艦に合わせた速力とより大きな打撃力を求めた艦を目指し設計されたのが本艦型である。なお、排水量の5,000tは当時、各国で軽巡洋艦の標準クラスとされた。
球磨型においては、球磨と多摩のみが水上偵察機などの航空機を搭載した。しかし、太平洋戦争においては水雷戦隊による戦いはほとんど起こらず、航空優勢のうちに戦いは進められ、戦前に予想された艦隊決戦構想は裏切られる事となる。また、改装によって7,000t近くまで排水量が増大したため速力が32kt前後まで低下したことや兵装の弱体化・新型駆逐艦の性能向上などによって本艦型は水雷戦隊を率いることなく、専ら北方防備や兵員輸送任務などに従事した。
[編集] 同型艦
[編集] 関連項目
大日本帝国海軍の軽巡洋艦 |
天龍型:天龍 | 龍田 球磨型:球磨 | 多摩 | 北上 | 大井 | 木曾 |
長良型:長良 | 五十鈴 | 名取 | 由良 | 鬼怒 | 阿武隈 |
川内型:川内 | 神通 | 那珂 夕張型:夕張 |
最上型:最上 | 三隈 | 鈴谷 | 熊野 |
阿賀野型:阿賀野 | 能代 | 矢矧 | 酒匂 大淀型:大淀 |
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