留萌旭川線
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留萌旭川線(るもいあさひかわせん)は、沿岸バスと道北バスが運行する定期路線バス。都市間バスには定義されないものの、旭川~留萌間での利用も多いことから都市間バスに準じた運用がなされている。正式名称は、沿岸バスが「旭川線」、道北バスが56系統「留萌線」。
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[編集] 概要
留萌市から北竜町碧水、秩父別町、深川市を経て旭川市を結ぶ拠点間輸送路線として発展、古くは恵比島駅や沼田駅を経由する系統もあったが、現在は碧水経由に統一されている。旭川に拠点を持つ道北バスとは古くから基点終点の相互乗り入れを実施、平成13年より共同運行となり回数乗車券や定期乗車券の相互利用が可能となった。ただし、道北バスカードは沿岸バスでは使用できない。このため、道北バス窓口では留萌旭川線用の金券式回数乗車券を発売している。なお共同運行区間は留萌十字街~旭川駅前間のみで、快速直通便の大別苅~増毛~留萌間や幌延~羽幌~留萌間は道北バスの乗車券は使用できない。
[編集] 運行経路
普通便 主要停留所のみ表記
- 留萌十字街 - 錦町 - 開運町2丁目 - 留萌駅前 - 末広町 - 高砂町 - 五十嵐町 - 元川町 - 留萌高校 - 東橋 - 潮静団地前 - 大和田 - 藤山 - 峠下分岐点 - 幌糠 - 美葉牛十字街 - 碧水 - 秩父別2条8丁目 - 秩父別役場 - 1番通5丁目 - 一己農協 - 深川十字街 - 音江分岐点 - 内園 - 神居古潭 - 台場小学校 - 高砂台入口 - 神居2条10丁目 - 神楽支所 - 旭川1条2丁目 - 旭川1条7丁目(留萌行のみ停車) - 旭川駅前
[編集] 運行頻度
平成18年10月1日現在
- 7往復(沿岸バス3往復、道北バス4往復)
※この他、沿岸バス単独で快速留萌旭川線が3往復運行している。
[編集] 車輌装備
長距離用の車輌が主に使用されている。沿岸バス・道北バスともに貸切や都市間路線からの転用が多い。道北バスの一部と沿岸バスの全便にトイレ付き車輌を配車している。
[編集] 他路線の利用
- 留萌~深川間では北海道中央バス(高速るもい号深川経由)、秩父別~深川間では空知中央バス(沼田線)と並行している。ただし高速るもい号では、合同庁舎前~曙団地入口の相互間、および碧水~深川ターミナル間の相互間のみでは利用できない。
- 深川~旭川間では空知中央バス(深旭線)と並行している。ただし、深川市内~神居古潭間の経路(当路線は国道12号経由、深旭線は道道旭川深川線経由)や停車停留所が異なる。
2007年4月より北海道中央バス・空知中央バスが運賃値上げを実施したのに対し、沿岸バス・道北バスは据え置きのため、並行区間でも運賃が異なっている。
[編集] 外部リンク
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