白石駅 (熊本県)
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白石駅(しろいしえき)は、熊本県葦北郡芦北町白石にある九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅。
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[編集] 駅構造
駅舎は明治時代の肥薩線開業当初のままの造作である。相対式ホーム2面2線の地上駅。中央に通過線がある。
[編集] 駅周辺
民家は比較的多く、球磨川の両岸に集落があるが駅からは少し離れている。
当駅から約100mほどの距離にある神瀬橋の袂には産交バスの白石駅前(しらいしえきまえ)バス停が、約500mの距離にある対岸には神瀬橋(こうのせばし)バス停がある。
- 熊本県道304号一勝地神瀬線 - 駅前を走っている。
- 熊本県道272号球磨田浦線
- 神瀬橋
以下は球磨川の対岸にある。
また、周辺の地質は石灰岩であり、地名も石灰(白い石)の産出に由来する。 なお、かつては球磨川下りの着船場もあった。
[編集] 歴史
- 1908年(明治41年)6月1日 人吉本線の駅として鉄道院が開設
- 1927年(昭和2年)10月17日 海岸ルート全通により八代~鹿児島間が分離され肥薩線所属駅となる
- 1986年(昭和61年)11月1日 電子閉塞装置導入により無人化
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
[編集] その他
- JRには他に2つ白石駅があり、そのどれもが「しらいし」ではなく「しろいし」である。