白虎 (列車)
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白虎（びゃっこ）とは、東日本旅客鉄道（JR東日本）が仙台駅～会津若松・喜多方駅間を東北本線・磐越西線経由で運行している臨時快速列車。
[編集] 運行概要
仙台・福島～会津間を結ぶ列車としては1959年より1982年まで準急列車（1961年より急行列車）「あいづ」・「いなわしろ」が運行されていた（→こちらを参照されたい）。しかし、1982年の東北新幹線開業に伴うダイヤ改正では、気動車による直通運転から新幹線停車駅からの接続による運行へシフトしたことにより、仙台・福島対会津地方連絡列車は一時消滅していた。
2003年1月より、戊辰戦争の白虎隊にちなみ、583系電車を用いて、「白虎」の名称で運行を開始した。この列車の運行の背景の一つとして、583系電車を2002年12月より仙台車両センターで所有したことにより、同車が保存車両としての色合いが強いことと、新幹線開業より直通列車が廃止されて以降、磐越自動車道の完成に伴い高速バスが仙台～会津間に運行されたことにより観光列車として運行される必要があったことが挙げられる。
2003年11月には同じ列車時刻であるが、喜多方ラーメンフェスタの開催に合わせた「喜多方ラーメンフェスタ号」が運行されたり、春には「お花見白虎」と言った名称で運行されるが、一貫して583系電車による運行が行われている。但し、2006年2月25日の「喜多方ラーメンフェスタ号」では、455系で運行された。
なお、2005年には会津地方の観光キャンペーン「あいづデスティネーションキャンペーン」開催に伴い、9月8日に新幹線リレー列車として「アクセス白虎」が2往復運転された。また仙台駅発着の「白虎」も秋分の日を含む9月23日～9月25日に運行された。
[編集] 停車駅
- 「白虎」:仙台駅 - 岩沼駅 - 白石駅 - 福島駅 - （本宮駅）- 郡山駅 - 磐梯熱海駅 - 猪苗代駅 - 磐梯町駅 - 会津若松駅 （- 喜多方駅）
- 「アクセス白虎」は郡山駅～会津若松駅間のみ運行（磐梯町駅は通過）。
- カッコ内＝一部列車が停車。
