石原正康
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石原正康(いしはら まさやす)は編集者。幻冬舎の編集最高責任者。1986年、法政大学経済学部卒業。大学時代から角川書店でアルバイトとして編集に携わってきた。 その後、見城徹に誘われ、幻冬舎の設立に携わる。五木寛之の「大河の一滴」や「人生の目的」、天童荒太の「永遠の仔」、村上龍の「13歳のハローワーク」などのミリオンセラーや多くのベストセラーを生み出した。 石原は大学時代、角川書店の実施する新人文学賞に応募。最終選考に残り、見城とのコネができた。就職に悩んでいるとき見城から声をかけられ、作家の原稿を取りに行ったり等、使い走りのアルバイトをしていた。そのまま見城に誘われ、なだれ込むように角川の編集社員になった。プロの作家にも未練があったので文芸の編集者になったようである。作家の原稿を真っ先に読めることが編集者冥利につきると村上龍の準オフィシャルサイト的存在であった『龍声感冒』の集いなどで語っている。 私生活の面では吉本ばななと事実婚関係にあったが、現在は不明である。
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