碧海桜井駅
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碧海桜井駅(へきかいさくらいえき)は愛知県安城市桜井町にある名鉄西尾線の駅である。
特急停車駅(一部を除く)である。
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[編集] 駅構造
[編集] 現況
4両編成に対応した相対式2面2線ホームの地上駅で、互いのホームは構内踏切で連絡している。有人駅(営業時間6:10〜23:20)であるが、トランパスは未対応のため2007年度中の導入を予定している。また、これに合わせて駅集中管理システムによる無人駅化も検討されている。
ホームの長さが4両分しかないため、平日朝に運行される6両編成の特急が唯一通過扱いとなる。
- のりば
- 上り - 新安城・名古屋・津島方面
- 下り - 西尾・吉良吉田・蒲郡方面
[編集] 高架事業
- 概要
「安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業」にあわせて行われる鉄道立体交差(高架)事業で、事業区間の延長は碧海桜井駅を挟んだ2100mである。これにより、東西街区の分断や4箇所の踏切が解消される。高架構造物のうち線路部分は複線構造とし、駅部分は6両編成対応ホームで2面4線の空間が確保される。敷設される線路については駅の北側区間(碧海堀内駅方面)が暫定単線、南側のうち2008年開業予定の新駅までの区間が複線となり、駅構内は2面2線と従来の駅と同じ状態になる計画である。
事業費は74億円で、うち33億円が国と県の補助である。
- 経過
2002年に事業が開始され、2006年5月に仮線工事開始、同10月に仮線切替が行われた。2008年秋に完成予定である。
[編集] 利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、2002年度1,780人、2003年度1,817人である。西尾線の駅の中では、13駅中4位である。
[編集] 駅周辺
- 愛知学泉短期大学幼児教育学科
- 愛知県立安城南高校
- 愛知県立安城養護学校
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
- 名古屋鉄道
- 西尾線
当駅から米津駅方面へ1.7kmの付近、安城市小川町水遣(みずやり)に新駅が設置される。2008年中に開業予定。