福井文化テレビジョン
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福井文化テレビジョン(ふくいぶんかてれびじょん)は、福井県を放送対象地域とする民放テレビ第3局として開局準備を進めていた放送会社である。開局に向けて準備をすすめていたものの結局断念し、他にも第3局の申請はいくつかあったものの全て取り下げられ、1999年には福井県への民放テレビ第3局用の周波数割り当てそのものが取り消された。なお、送信所は福井市足羽山、周波数はUHF23CH(この周波数は現在、石川県の北陸朝日放送親局デジタル放送用として割り当てられている)を予定していた。
開局断念の背景として、ネットワークサービス福井(現・福井ケーブルテレビ、1988年10月開始)、嶺南ケーブルネットワーク(1989年11月開始)など、福井県内に相次いでケーブルテレビ局が開局したことと、地元局の圧力と、福井県に単独の系列局を持っていなかったTBS・テレビ朝日両局(テレ朝系は番販の予定だが、福井放送がクロスネット加盟している。テレビ東京系列局やtvkなどの独立U局などからの番販の予定だった)が経費の関係上系列局開局を拒否したことなどが挙げられている。また、TBSの磯崎洋三社長(当時)が福井の新局を断念すると名言している。
なお、福井県内のケーブルテレビ局では、TBSテレビ系列が嶺北で北陸放送、嶺南で毎日放送、大野市東部(旧、和泉村)でCBCテレビが放送(再送信)されている。また、テレビ朝日系列も嶺北では北陸朝日放送、嶺南ではABCテレビ、大野市東部(旧、和泉村)ではメ~テレが放送(再送信)されている。また、中日新聞福井版のテレビ欄にも系列局がないTBS系列のCBCの広告も現在も掲載され、現在に至っている。
[編集] 関連項目
- 開局を断念した放送局一覧
- 過去日本に存在した放送局
- 中部日本放送(CBC)-中日新聞福井版のテレビ欄にもなぜか広告も掲載している。
- 福井ケーブルテレビ
- 嶺南ケーブルネットワーク