美ヶ原高原美術館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
美ヶ原高原美術館(うつくしがはらこうげんびじゅつかん、英語表記The Utsukushi-ga-hara Open-Air Museum)は長野県上田市武石上本入美ヶ原高原(旧小県郡武石村上本入)にある、財団法人彫刻の森美術館が管理運営する野外彫刻のある彫刻庭園を中心とした美術館である。
1981年に箱根町にある彫刻の森美術館の姉妹館として開館された。八ヶ岳中信高原国定公園の北東部、標高はおよそ2000m以上にのぼる高冷地に立地している。冬期期間(12月~4月)は美術館への経路であるビーナスラインの一部および美ヶ原公園西内線が通行止めになるため、それと同時に美術館も休館する。
展示作品は屋外には彫刻作品を、館内には絵画を中心とし、光をあつかったものや、ミロのヴィーナス、ダビデ像などの模型作品の他に子供を対象とした遊戯施設がある。
毎年、フジテレビ系列の長野放送と美ヶ原高原美術館が中心となり、小学生・中学生を対象とした立体造形作品のコンクール(子供たちの彫刻コンクール)が催されており、応募された作品は審査の後、美術館内に展示される。
目次 |
[編集] おもな展示作品
[編集] 利用案内
- 交通手段
- 篠ノ井線松本駅より美ヶ原高原行きバスで美ヶ原高原美術館下車、徒歩10分。
- 上信越自動車道上田菅平インターチェンジ、東部湯の丸インターチェンジから約60分。
- 長野自動車道松本インターチェンジから約65分。
- 開館期間・時間
- 開館期間: 4月22日~11月19日(平成18年の予定。年によって期間は変動する。)
- 開館時間: 9:00~17:00(入場は16:30まで)