羽佐間正雄
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羽佐間 正雄(はさま まさお、1931年10月29日 - )は、昭和中期から平成期(1950年代後半~1980年代)のNHKアナウンサー。現在はフリーアナウンサーとして活躍している。
[編集] 来歴・人物
法政大学卒業後、しばらく製薬会社に務めていたが、1954年7月にNHKに入局。2次募集採用でアナウンサーになった。防府(当時は放送局で現在は報道室)→広島→東京→大阪→福岡→東京で勤務。オリンピック実況、ゴルフ、プロ野球、サッカー、モータースポーツなどカバー範囲は多岐に渡り、1987年には「全米スポーツキャスター協会賞」の特別賞を日本のスポーツアナウンサーとして初めて受賞した。
同年に出した著書「実力とは何か」は、高校教科書にも掲載された。
1989年に定年退社後も専属キャスターとして実況を担当していた。
その後1990年代に入ってからテレビ東京のゴルフ中継の実況を担当した他、ニッポン放送のインタビュー番組「トヨタ・スポーツドリーム」のインタビュアー役を担当。
俳優・声優の羽佐間道夫は実弟。産業経済新聞社元社長・フジサンケイグループ代表の羽佐間重彰は従兄弟に当たる。
2007年2月23日、日本プロゴルフ協会から名誉会員に認定される。認定されたその他の著名人は川上哲治、小林旭など。
[編集] 関連項目
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