芝浦工業大学
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芝浦工業大学
大学設置 | 1949年 |
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創立 | 1927年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人芝浦工業大学 |
本部所在地 | 東京都江東区豊洲3-7-5 |
キャンパス | 豊洲(東京都江東区) 大宮(埼玉県さいたま市) MOT(東京都港区) 芝浦(東京都港区) |
学部 | 工学部 システム工学部 |
研究科 | 大学院工学研究科 大学院工学マネジメント研究科 |
ウェブサイト | 芝浦工業大学公式サイト |
芝浦工業大学(しばうらこうぎょうだいがく、英称:Shibaura Institute of Technology)は、東京都江東区豊洲3-7-5に本部を置く日本の私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は芝浦工業大(しばうらこうぎょうだい)芝浦工大(しばうらこうだい)芝工大(しばこうだい)。
目次 |
[編集] 概観
[編集] 大学全体
芝浦工業大学は、工科系の私立大学である。
[編集] 沿革
[編集] 略歴
芝浦工業大学は1927年に東京高等工商学校として設立され現在の芝浦工業大学が設置されたのは1949年である。 大学基準協会が認定した34校の公私立大学のうちの1つに選ばれている。
[編集] 年表
- 1927年11月4日 荏原郡大森3-2に東京高等工商学校設立(創立者有元史郎)
- 1930年 東京高等工学校付属普通部設置(付属第一高校の前身)
- 1948年 芝浦高等学校(新制)設置
- 1949年 芝浦工業大学を設置し、工学部機械工学科、土木学科を開設
- 1950年 工学部に、電気工学科を増設。芝浦工業短期大学を設置し、機械科、電気科を開設。1953年学校法人鉄道育英会を吸収合併、東京育英高等学校(定時制)の経営を継承(高等学校の前身)
- 1954年 工学部に建築学科、工業化学科を増設。芝浦高等学校を芝浦工業大学工業高等学校、東京育英高等学校を芝浦工業大学高等学校と校名変更。工業研究所設置(工学研究所の前身)
- 1956年 工学部二部(5年制)を設置し、機械工学科、電気工学科を開設
- 1959年 工学部一部に金属工学科、電子工学科を増設
- 1962年 学校法人芝浦学園を学校法人芝浦工業大学と名称変更
- 1963年 芝浦工業大学大学院工学研究科修士課程を設置、電気工学専攻、金属工学専攻、工業化学専攻を開設
- 1965年 工学部一部に、機械工学第二学科、通信工学科、建築工学科、工業経営学科を増設
- 1966年 埼玉県大宮市に大宮校舎開校
- 1970年 工学研究所発足
- 1975年 工業高等学校を芝浦工業大学付属第一高等学校と校名変更
- 1976年 大学院工学研究科修士課程に、機械工学専攻、建設工学専攻を増設
- 1980年 芝浦工業大学柏高等学校開設
- 1982年 東京都板橋区に、芝浦工業大学高等学校を移転し、中学校併設
- 1983年 芝浦工業短期大学廃止
- 1984年 芝浦工業大学付属第一高等学校廃止
- 1987年 教育・研究センター発足
- 1991年 大学にシステム工学部を設置。(「ニュートンの林檎の木」植樹)電子情報システム学科、機械制御システム学科、環境システム学科を開設
- 1995年 大学院工学研究科博士(後期)課程を設置、地域環境システム専攻、機能制御システム専攻を開設。工学部二部電気設備学科を開設
- 1996年 大学及び大学院の金属工学の名称を、材料工学に変更
- 1997年 先端工学研究機構を設置。工学研究所、工学・教育センター廃止。創立70周年
- 1998年 中学・高等学校猪苗代合宿教育センター開設
- 1999年 芝浦工業大学柏中学校開設
- 2000年 システム工学部10周年
- 2001年 工業化学科を応用化学科に、工業経営学科を情報工学科に、工業化学専攻を応用化学専攻に名称変更
- 2003年 専門職大学院工学マネジメント研究科専門職学位課程を設置。工学マネジメント専攻を開設
- 2004年 電気工学専攻を電気電子情報工学専攻に名称変更
- 2006年 東京都江東区に豊洲校舎開校
[編集] 基礎データ
[編集] 所在地
- 豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)
- 大宮キャンパス(埼玉県さいたま市見沼区深作307)
- MOTキャンパス(東京都港区芝5-37-8 住友三田ビル4・11階)
- 芝浦キャンパス(東京都港区芝浦3-9-14)
[編集] 象徴
[編集] 大学歌
北原白秋作詞、山田耕筰作曲。 創立者有元史郎が北原白秋に作詞を依頼。昭和16年(1941)に完成。 歌詞の「夢むな空理の 漠々たるを」は 空理空論を改め“実学”を重んじた有元史郎の面目躍如。 最近では、カラオケの一部機種で歌うことが可能である。
一
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二
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三
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[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
[編集] 大学院
- 大学院工学研究科(修士課程)
- 電気電子情報工学専攻
- 材料工学専攻
- 応用化学専攻
- 機械工学専攻
- 建設工学専攻
- 大学院工学研究科(博士課程)
- 地域環境 システム専攻
- 機能制御 システム専攻
- 大学院工学マネジメント研究科(修士課程)
- 工学マネジメント専攻
[編集] 附属機関
- 附属機関
- 先端工学研究機構
- 学術情報センター
- 図書館
- 豊洲キャンパス図書館
- 大宮キャンパス図書館
[編集] 学生生活
[編集] 学園祭
学園祭は11月に豊洲キャンパスで開催される「芝浦祭」と5月に大宮キャンパスで開催される「大宮祭」がある。
[編集] スポーツ
芝浦工業大学硬式野球部は東都大学野球連盟に加盟している。
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者組織
- 芝浦工業大学の事業団体として「エスアイテック」と称する会社が存在する。
- 芝浦工業大学の同窓会は「芝浦工業大学校友会」と称する。
- 芝浦工業大学には大学生活協同組合がある。
- 芝浦工業大学には保護者組織があり、「芝浦工業大学後援会」と称する。
- 芝浦工業大学の教職員組合は存在する。
[編集] 大学関係者一覧
[編集] 施設
[編集] キャンパス
[編集] 豊洲キャンパス
2006年4月開校の新キャンパス。新キャンパスは芝浦キャンパスの4倍に当たる30000m²の敷地面積がある。新キャンパスには24時間営業のコンビニエンスストア(ファミリーマート)が併設されている。キャンパス内に入る大学生協、学食、ファミリーマートではSuicaでの支払いが可能である。 豊洲キャンパスは凱旋門のような形をした研究棟、教室棟、交流棟の3つの建物があり、それらは渡り廊下で結ばれている。埋め立て地という事もあり、それぞれの建物は免震構造を持っている。そのため渡り廊下は伸縮できるものとなっているのが特徴である。また冷暖房システムはIHI本社ビルから供給を受ける。
豊洲三丁目地区再開発計画で周囲との開放性を失う塀のようなものを作ることは禁止されていたため、校門を作ることができなかった。そこで、学校のシンボルとなる物を模索した結果、凱旋門のようなデザインの研究棟ができた。研究棟のデザインは、校門をイメージしたものであると考えられる。
[編集] 大宮キャンパス
主な建物は、学生会館、2号館、3号館、4号館、システム工学部棟、齋藤記念館、第1・第2体育館、第1・第2・第3学生クラブハウス棟、生協売店・食堂がある。
[編集] MOTキャンパス
MOTキャンパスは専門職大学院のみのキャンパスになっている。
[編集] 芝浦キャンパス
2006年3月28日で業務を終了し、旧校舎は取り壊された。現在は跡地の再開発が進行中。
[編集] 他大学との協定
[編集] 附属学校
[編集] 公式サイト
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