野迫川村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
野迫川村(のせがわむら)は、奈良県南西部に位置する村である。 奈良県の自治体の中で最も人口が少ない。
目次 |
[編集] 地理
野迫川村は奈良県の南西部に位置し、夏虫山(1349m)伯母子岳(1344m)や荒神岳(1260m)陣ヶ峰(1106m) といった紀伊山地西部の山塊に囲まれた山深い村である。 村内の川は池津川・北股川・弓手原川などとし、十津川に合流し熊野川 となり太平洋に流れ出る。 気候は山岳気候に近く、夏は冷涼で避暑に適しているほか冬は大変に寒冷で、 降雪量も多く、奈良県の北海道とも呼ばれる。
[編集] 歴史
江戸期には紀州藩の元に置かれ、五条代官所の管轄下にあった。明治に入り、奈良県吉野郡に編入。 1889年4月、野川組・迫組・川並組が合併。3村の頭文字を採り、野迫川村が誕生した。
[編集] 経済
[編集] 特産品
アマゴ、わさびなど
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 野迫川村立野迫川中学校(北股)
[編集] 小学校
- 野迫川村立野迫川小学校(北股)
[編集] 隣接する自治体
[編集] 交通
村の中心部(村役場付近)と立里(立里荒神社、雲之上温泉・ホテル開雲荘)へは南海りんかんバスが南海電鉄高野山駅から1日2往復(冬季は1往復)運行している。
村北部の今井~上の地区には奈良交通がJR和歌山線五条駅から1日1往復運行していたが、2006年9月30日をもって休止されたため、現在では村営バスがこれらの地区から五条市(旧大塔村)阪本まで結び、そこで奈良交通のバスに接続となっている。
なお、この2路線は直接接続していない。
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
- 荒神社
- 護摩壇山
- 平維盛歴史の里
- 鶴姫公園