金海市
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金海市 | |
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位置 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김해시 |
韓国における漢字: | 金海市 |
片仮名転写: | キムヘ=シ |
ローマ字転写: | Gimhae-si |
情報 | |
国: | ![]() |
面積: | 463.26km² |
総人口: | 427,432人(2004年) |
上位自治体: | 慶尚南道 |
下位行政区画: | 1邑7面9洞 |
行政区域分類コード: | 38070 |
金海市の木: | イチョウ |
金海市の花: | ウメ |
金海市の鳥: | カササギ |
自治体公式サイト: | 金海市 |
金海市(キムヘし)は大韓民国慶尚南道沿海部の釜山広域市と道庁所在地昌原市の間に位置する市。
古代の駕洛国(金官伽耶)の故地であり、韓国最大の宗族・金海金氏の本貫発祥地でもある。
国際的な貿易都市の近くにある歴史文化都市で、古墳などの遺跡が豊富にある点は日本の播磨地域に似ている。
茶道などに使う茶碗も産しており、金海地域で焼かれた茶碗は日本語読みで「きんかい」と読む。(この場合の韓国語表記は긴까이である。)
目次 |
[編集] 歴史
- 42年 駕洛国(金官伽耶)建国
- 532年 新羅に併合され、金官郡となる
- 685年 統一新羅、金官小京を設置(全国九州五小京の一つ)
- 756年 金海小京に変更
- 971年 高麗、金海府設置、後に臨海や金州、安東や金海県になる
- 1413年 李氏朝鮮、金海都護府を設置
- 1895年 金海郡に変更
- 1918年 左部面と右部面を金海面に統合
- 1931年 金海面(村)が金海邑(町)に昇格
- 1942年 進永面(村)が進永邑(町)に昇格
- 1973年 大渚面を邑に昇格
- 1978年 洛東江デルタ地域を釜山直轄市北区に編入(現在の釜山広域市江西区)
- 1981年 金海邑が金海市に昇格
- 1989年 菉山面と駕洛面を釜山直轄市に編入、洛東江デルタ地域を合わせて北区から分離する形で江西区になる
- 1995年 金海市と金海郡が合併
[編集] 観光地
- 金海市の代表的な観光地は首露王陵。
- 他に金海天文台や長有渓谷等がある。
[編集] 特産品
[編集] 出身著名人
- 盧武鉉
- 金玄海
[編集] 交通
- 南海高速国道(10号線)
- 進永サービスエリア - 進礼インターチェンジ - 冷井ジャンクション - 西金海インターチェンジ - 東金海インターチェンジ
- 南海高速国道第二支線(104号線)
- 冷井ジャンクション - 長有サービスエリア(釜山方向のみ) - 長有インターチェンジ