阿部知代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アナウンサー記事に関する注意 :文中の所属先などの内容は永続的に保証されるものではありません。正確な情報は放送局の公式Webサイトなどでご確認ください。免責事項もあわせてご覧ください。
|
阿部知代(あべ ちよ、1963年7月23日 - )は、フジテレビアナウンサー。2006年現在アナウンス室専任部長。FNS用語統一委員。日本新聞協会用語懇談会委員。群馬県桐生市出身。身長168cm。
目次 |
[編集] 来歴・人物
群馬県立桐生女子高等学校、上智大学文学部新聞学科(同じクラスにフリーアナウンサーの雪野智世、雑誌『MISS』前編集長の十河洋美、雑誌『STORY』編集長の山本由樹がいる)卒業後の1986年、フジテレビへ入社しアナウンサーとなる。
1991年から1992年までFNNパリ支局に勤務しており、フランス語・英語も話せる。
入社2年目から20年近く「テレビ美術館」「artLover」と美術番組を担当しているため、自他共に認める日本一現代美術を愛する、かつ詳しい女子アナである。アーティストからの信頼も厚く「テレビは嫌だけど阿部のインタビューなら出る」という人は少なくない(草間彌生にインタビューできる唯一のテレビ司会者であり大竹伸朗も阿部のインタビューは喜んで受けるという)。
シャンパン、ワイン、日本酒が好きでワインコーディネーターと唎酒師の資格を保持。
ファッションセンスには定評があり、セレブとしてブランドのパーティーに招待される、女子アナとしては特異の存在である。 40を過ぎているが、セクシーな衣装でテレビ出演することが多く、ネプリーグではノーブラで出演したことがある。 NYの平成中村座をはじめ歌舞伎や文楽に着物で出かけることが知られており、最近はテレビでも着物での露出が増えた。
榎本了壱、萩原朔美、白石冬美、サエキけんぞう、坂東彌十郎、伊藤キム等が同人の「かいぶつ句会」に所属し、俳句コンテストで入賞経験を持つ俳人でもある。
名前が短い上に、語呂が合うためか、大抵フルネームで呼ばれる。現在は独身である。
[編集] エピソード
- ナレーション技術は高くドキュメンタリーからバラエティまで幅広く手がけている。テレビ各局で活躍するあるベテランナレーターが「現役女子アナでプロのナレーターとして通用するのはフジの阿部知代くらい」と語っていた。
- 趣味は写真で「なるほど!ザ・ワールド」リポーター時代、常に斜めがけしていた黒いバッグにはカメラが入っていた。腕前はプロ級で、暗室でのプリントもする。雑誌に写真エッセイを連載したり、「テレビ美術館」取材時に撮影したアーティストのポートレイトが展覧会カタログに採用されたりしたこともある。朗読舞台ラヴシーンのパンフレットのスナップ写真と公式サイト画像も阿部の撮影で、愛機はライカ(ラヴシーンパンフレットより)。
- 靴フェチで、自宅には数百足の靴があるらしい。
[編集] 現在の担当番組
- artLover(金曜日早朝の美術番組)
- バニラ気分!『まごまご嵐』(ナレーション)
- FNNレインボー発(木曜日、14:05ニュース)
- めざましどようび(ナレーション)
- スワローズcafe(ナレーション)
- BSフジNEWS(木曜日昼)
[編集] 過去の担当番組
- ニュース工場一本勝負!(1986年10月~1987年3月、山川千秋と共にキャスター)
- FNNニュース(土曜日・日曜日の深夜、1997年~2006年9月)
- FNNスピーク(土曜日)
- 産経テレニュースFNN(日曜日の朝・昼)
- なるほど!ザ・ワールド(レポーター)
- テレビ美術館(日曜日早朝、「artLover」の事実上前身にあたる美術番組)
- あつあつイタリアーナ(ナレーション)
- ザ・ベストハウス123(本上まなみの出産のための代理)
- カワズ君の検索生活(司会)
- 熱血!平成教育学院(2007年2月25日、女子アナスペシャル)
[編集] 舞台
[編集] 映画
- 岩井俊二監督「リリイ・シュシュのすべて」に主人公の母親役で出演。この役は山口智子が名乗りを上げるも、監督が阿部を指名したらしい。
- CSの日本映画専門チャンネルで「メモリーズ」(旧「私が好きな日本映画」)の司会を担当。昭和30~40年代の映画に詳しくなったようだ。
- 2006年12月23日公開の「大奥」にフジテレビ代表として出演した。(ほかに、千野志麻(OGとして)、平井理央、遠藤玲子が出演)
[編集] 同期
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アナウンサーのスタブ項目 | フジテレビのアナウンサー | 群馬県出身の人物 | 1963年生