千野志麻

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千野志麻（ちのしお、本名:横手志麻、（旧姓：千野）、1977年 8月9日 -）は平成期の元フジテレビアナウンサーで、現在フリーアナウンサー。静岡県沼津市出身。AB型。名は「しま」ではなく「しお」である。不二聖心女子学院中学校・高等学校、聖心女子大学文学部歴史社会学科卒業。「千野志麻」の名は、敬虔なクリスチャンである両親が聖書の「地の塩」から引用、人間にとってかかせない存在になってほしいとの願いが込められている。 3歳から大学2年まで、クラシックバレエをやっていた。趣味は、フラワーアレンジメント・旅行。父の千野慎一郎は、建築会社を経営しており、沼津市市議会議員。愛称は「チノパン」（2000年～2001年に放送された本人司会のトーク番組が由来。番組の詳細は後述）。現在は、ハーモニープロモーションに所属。

[編集] 経歴

大学在学中の1997年、日本テレビの「知ってるつもり?!」で関口宏のアシスタントを務める。元々千野は関口宏が社長を務める芸能事務所三桂所属のキャスターだった。
2000年、フジテレビ入社。同期アナは政井マヤ、梅津弥英子、相川梨絵（現:セントフォース所属）※、安藤幸代※、滝川クリステル※（※＝共同テレビ所属）。
新人時代は容姿が柴咲コウに似ていたため番組で同じ衣装で出演したことがある。
「めちゃイケ」で本人いわく台本を代えられてボブ・サップに持ち上げられた。
フジ在籍中はナインティナイン・ネプチューンとの共演が多かった。
2002年 7月に放映された27時間テレビの直後にフジテレビアナウンサー有志と明石家さんまを囲んで行われた食事会で、さんまから番組の出来にダメ出しを受け、そこに参加していた千野がダメ出しについて上司の港浩一らに報告した。これがきっかけで「明石家さんまのフジテレビ大反省会」という番組が立ち上げられ、その縁で千野は1年先輩の内田恭子アナと司会を務めた。
1年先輩ではあるというものの、その内田恭子とは同い年のようにしゃべり仲がよい。先輩というよりも親友である。
先輩アナにあたる西岡孝洋に知人女性を紹介した。
フジテレビ大反省会から生まれた番組「お台場明石城 -YAMATO-」の2004年 11月8日放送分でプレゼンテーションに参加し「社内一の企画書マニア」と紹介されるも、自作自演の自己紹介VTRであえなく自滅。審査した上司の水口昌彦に、自意識の強さがよく出ていると皮肉を交えて批評された。
週刊誌やインターネットコミュニティでは見かけや発言、行動から勘違いされ何かとひどい書かれ様であるが、同期アナのパーティーなどを全部一人で切り盛りし、後輩に厳しいことで知られる山中秀樹アナが感心するほど周囲への気配りが上手である。一方で、ヨゴレ芸人と呼ばれる人種には嫌悪感を示す表情がバラエティ番組内で何度も映っている。
2004年春に放送された「細木数子の人生ダメ出し道場」では細木から背中に「蛇がついてる」と言われ、結婚できる状態ではなかったが、細木から供養の仕方を教わり先祖の供養を行なった。すると後日細木と再び共演すると、「結婚しなさい」と言われた。
2005年 10月1日に福田赳夫元首相の孫で、幼稚舎から慶應、現在はゴールドマン・サックス証券に勤務する横手真一（当時38歳）と結納、12月末にフジテレビを寿退社。翌年4月1日にホテルオークラにて挙式。新郎の親族席には叔父である福田康夫、主賓には森喜朗、扇千景（当時、参議院議長）、そして安倍晋三（当時、官房長官）など、大物政治家がズラリと顔を揃えた。さらに、結婚式の立会人は、スルガ銀行社長の岡野光喜夫妻、雅子妃殿下の母である小和田優美子も出席した。司会は、元上司の露木茂と先輩の内田恭子。
一時は、退社後引退すると言われていたが、引き続きフリーアナウンサーとして活動。「クイズミリオネア」の応援席ゲストや、2006年 3月29日に放送された「明石家さんまのフジテレビ大反省会」に司会者として出演。7月3日にはTBS系「はなまるマーケット」内のコーナー「はなまるカフェ」にゲスト出演（退社後初の他局出演）。8月26日にはテレビデビュー局である日本テレビの24時間テレビ「芸能人見られたくない（秘）お宝映像100連発！」コーナーの進行を務めた。退社半年での他局看板番組進出にフジが激怒したという噂もあったが、後述「大奥 (映画)」への出演など、特に古巣とのわだかまりはない模様である。
2006年12月23日から公開になる「大奥 (映画)」に、フリーの身であるがフジテレビ代表として出演する（フジからは他に阿部知代、平井理央、遠藤玲子が出演）。